KASHIWAYA Writing Club

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ダッフルコートの定番・おすすめブランド 8選

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今回はダッフルコートを紹介します。このコートの起源は北欧の漁師の仕事着と言われており、その後第二次世界大戦時にイギリス海軍で防寒着として広く使用され、その余剰在庫品が大戦後に市場に出回ったことで一般のコートとして定着しました。フロントはトグルと称される浮き型の留め具と対になるループ数組によって留められるようになっています。よってボタンとは違い、手袋をしたまま服を脱着衣できるのが特長です。

基本的に厚手のメルトン生地で作られているため、同じような生地で作られているPコートとブランドが多く被っています。

Gloverall
グローバーオール)

1951年にスタートした、ダッフルコートが世界的に有名なブランド。英国国防省の委託を受け、終戦で不要となったダッフルコートや手袋などを販売したことが始まりです。ブランド名は当時販売していた「グローブ(Glove)」と「オーバーオール(Overall)」を組み合わせたことに由来しています。伝統的な製法に必要な改良を加え、トラディショナルながら常に支持され続けるベーシックとして、その地位を確立しました。

5750/52 MONTY

第二次世界大戦中、バーナード・ロー・モンゴメリー元帥(愛称モンティー)が愛用していたコートがモチーフになったモデル。そのダッフルコートはトグルが木製で紐が麻紐仕様の為、その仕様になっているダッフルコートは、ブランドに関係なくモンゴメリーもしくは、モンティーと呼ばれているそうです。毛羽立ちの見られるざっくりとしたウールの素材感が特徴で、裾の跳ね上がりを防止する為に、ボタン留めのベルトが裾の内側についています。全体的に作りが大きいのでサイズ選びに注意が必要です。

  • 73,000~75,000円
  • 5色展開
  • ロング丈

920/C

定番ダッフルコートである「MONTY」のディテールを残しつつ、日本人向けにサイズを全て修正したスリムフィットのモデル。そのため、ジャケットの上から羽織るのは難しく、シャツやセーターの上から着てジャストフィットというサイズ感になっています。シックな革の紐を使い、トグルには水牛の角を使用しています。フードストラップでフードの口を絞ったり、開けたりすることがが可能です。また、チンウォーマであごあたりから風が入り込むのを防げます。

  • 68,000円前後
  • 5色展開
  • ロング丈

FIDELITY
(フィデリティ―)

Pコートの回でも紹介した、アウターウェアブランド。優れた素材を厳選し、ボストンの自社工場で全ての生産を行い「Made in USA」に強い誇りとこだわりを持っています。高い品質とリーズナブルな価格が日本でも人気を呼び、多くの別注アイテムを手掛けています。

LONG DUFFLE COAT

日本人向けのサイズ規格で作られたスッキリしたシルエットのダッフルコート。メインに24ozの圧縮ウールメルトン素材、コードは革製の紐、トグルには水牛の角をそれぞれ使用しています。流行に関係なく着続けられる1着です。

  • 41,000~42,000円
  • 4色展開
  • ロング丈

SHORT DUFFLE COAT

24ozのウールメルトン生地を使用したダッフルコート。トグルが木製に、コードがジュート製に変更されており、ショート丈も相まってよりカジュアルな印象を受けます。

  • 37,000~38,000円
  • 8色展開
  • ショート丈

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Schott
(ショット)

1913年にニューヨークのイーストブロードウェイで、レインコート屋として創業したブランド。ウール系のコートもそうですが、レザージャケットを製造するブランドとして一番有名だと思います。そのきっかけとなったショットの代表作は、星型のスタッズをエポレットに配したモデル「One Star」です。映画「ザ・ワイルド・ワン」で、マーロン・ブランドが着たと言われており、爆発的な人気となりました。その後もバイク乗りのみならず、ラモーンズシド・ビシャスを始め、多くのロックミュージシャンに支持され、時代を超えた永遠の定番として今なお多くの人々を魅了しています。

735US

すっきりとしたシルエットが印象的なフードレスダッフルコート。十分な保温力・遮風性をそなえ、着ていて疲れない軽やかさを兼ね備えた丁度いい厚さのメルトン生地を使っており、膝上までカバーする長めの丈感と相まって申し分ない暖かさです。パッチポケットタイプのハンドウォーマー、衿裏のチンストラップ、袖通りのよいライニングなど、シンプルながら細部まで作り込まれた1着です。

  • 65,000円前後
  • 1色のみ
  • ロング丈

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ORCIVAL
(オーシバル)

パーカーの回で紹介した歴史あるフランスのブランド。マリンアイテムを得意とし、爽やかなボーダーのTシャツ等が有名です。

GEELONG LAMB'S MELTON

クラシックなディテールを残し、トレンドに左右されないダッフルコート。南オーストラリアに位置する都市「ジーロン」の生後6か月までの仔羊の羊毛をメイン素材に使用しており、軽さ・毛足の美しさ・肌触りがより一段と優れています。ロング丈でものすごくタイトではないのにも関わらず、3ボタン仕様なのでスッキリとした見た目で着こなすことができます。トグルは木製、コードはジュート製で、ボタンには碇マークが施され、左ポケットにはブランドのロゴが控えめに主張しています。

  • 47,000~48,000円
  • 2色展開
  • ロング丈
  • 同じディティールでショート丈もある

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LONDON TRADITION
(ロンドントラディッション)

既にPコートの回で紹介しているファクトリーブランド。2000年に創業した比較的新しいブランドですが、25年間老舗メーカーで経験を積んだ職人と共に英国生産に拘り、高品質のアイテムを作りだしています。自社ブランドだけでなく、バーバリーギーヴスアンドホークスなどの一流メゾンの生産も手がけており、その実力は折り紙付きです。

MARTIN SLIM LONG DUFFLE

しっかりとした作りのロング丈のダッフルコート。水牛のホーントグル、レザー製のコード、取り外しが可能なチンストラップなど、トラディショナルなディティールが揃っています。ここのダッフルコートにも裏地にチェック柄が使われていますが、他のブランドよりも鮮やかな色合いです。

  • 50,000~51,000円
  • 5色展開
  • ロング丈

[rakuten:jackpot:10045510:detail]

GRENFELL
(グレンフェル)

1890年に創業した、英国の伝統を継承するコートメーカー。ブランド名はイギリスの著名な探検家であり医師でもあるグレンフェル卿の名に由来しています。防水加工を施した、同社の代名詞とも言える「グレンフェルクロス」が有名です。多くの探検家や飛行士に愛され、厳しい環境下でその真価を発揮していますが、モーターレースやゴルフウェア等としても愛される上質なブランドです。

BAKER LONG

太畝のヘリンボーンで織り上げた生地は、柔らかくも芯がありトラディッショナルなオーラを放ちます。ボリュームを押さえたフード、スッキリとした首回りはタートルネックやストール・マフラーといった巻物との相性は抜群です。時代に流されない普遍的なアイテムの1つです。

  • 150,000~155,000円
  • ロング丈

[rakuten:laglagmarket:10020630:detail]

MACKINTOSH
マッキントッシュ

レインコート等で有名なブランドです。当時、ロンドンでは雨を防ぐ服として、布に油を染み込ませた外套ぐらいしかありませんでした。そこで1823年、チャールズ・マッキントッシュは、2枚の生地の間に溶かした天然ゴムを塗り、圧着し熱を加えるという画期的な防水布を発明し、これが爆発的に広まりました。今でも英国では、レインコートの総称をマッキントッシュと呼ぶほどで、偉大な発明者の名は歴史に刻まれていると言えます。

WEIR SHORT

ロングセラーダッフルコート「WEIR」の着丈が10.5cm短くなったモデルです。フラットな印象のウールを用いて、直線的なシルエットにすることで、モダンな印象に仕上がりました。首元のシルバーに輝くドットボタンがアクセントになっています。

  • 110,000~120,000円
  • 5色展開
  • ロング丈

[rakuten:mb:10218447:detail]

INVERTERE
(インバーティア)

1904年にHarold parkin氏とその兄弟がイギリス・ニュートンアボットの中心部でコート作りをスタートし、「the Invertere Coat Company ltd.」を設立したのがブランドの始まりと言われています。ラテン語で「ぐるりと向きを変える」という意味を持つブランド名は、インバーティアがリバーシブルコート作りからスタートしたことを表しています。第二次世界大戦後、コートの種類を増やしていく中でも特にダッフルコートの人気が高く、世界最高峰のダッフルコートと呼ばれるようになりました。

BIRMINGHAM

英国老舗高級生地ブランドMALLALIEU'S(マリリュース)社のウールヘリンボーン生地を使用した本格ダッフルコート。豊かな織りで再現されたヘリンボーン柄は厚手ながら非常に柔らかく、肌触りも極上です。 90年代に市場に出回ったエルメスのオレンジ色のヘリンボーン柄ウール生地を彷彿とさせる完成度です。 水牛角のトグルが付き、ウェストには大きめなフラップ付きポケット、二重に取られたショルダー、ハイネックにフラットなフードが付いたデザインはダッフルコートの王道と言えます。また、サイズは日本規格のためタイトで着丈は長めに設定されています。

  • 155,000~160,000円
  • 4色展開
  • ロング丈

[rakuten:p-mrt:10002918:detail]