KASHIWAYA Writing Club

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マウンテンパーカーの定番・おすすめブランド 17選

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今回紹介するのはマウンテンパーカーです。アウトドアにおいて必需品とされる機能的なフード付きジャケットのことで、防風性と防水性が第一に考えられ、引き紐でウエストやフードのサイズが調節できたり、各所がマジックテープで留められたりと、きわめて機能的なのが特徴です。そのような部分がデザインとしても優秀であり、ストリートファッションで流行したのでしょう。山岳の厳しい気候に耐え抜くための装備なので、街中でも十分すぎる程に威力を発揮します。安価で軽量な物は鞄の中に入れておけば、突然の雨にも対応できます。

また、マウンテンパーカーは基本的に前を締めて着る物であるので、脱ぐ機会がなければインナーに気を使わなくてよいのも嬉しいポイントです。前半はストリートでの着用を目的としたブランド、中盤はアウトドアブランド、後半はクラシカルな見た目のブランドといった構成になっています。

THE NORTH FACE
(ザ・ノースフェイス)

1968年にサンフランシスコで創業したアウトドアブランド。当初小さなメーカーでしたが、まもなく発売したスリーピングバッグ(寝袋)により高い信頼を獲得するようになります。アウトドア用ウェアは機能性だけが重視されたものが多く、お洒落は二の次といった風潮が多い中、このブランドだけは厳しい環境においてもファッション性まで取り入れられるアイテムを次々に生み出しました。

ここのマウンテンパーカーはとても有名です。派手な色合いの物をストリートファッションに取り入れているのをよく見かけます。安価な物では10,000円台前半から買うことができますが、冬を越せるような機能を持ったものはそれなりのお金を出さないと買えません。それでは、いくつかのモデルを紹介します。

SCOOP JACKET

DOT SHOT JACKETよりも裏地がある分防寒性が高く、登山・ツーリング・キャンプなどのアウトドアな場面に1枚持っていれば事足りる、とても便利なジャケットです。「Nylon Faille weave Hyvent」という2層になったナイロン生地を使用しています。シルエットはややタイトでありながらもミドルレイヤーと合わせられる程度のゆとりを持ちます。内側には冷気や雪の侵入を防ぐ取り外し可能なスノーカフを装備。よりアウトドアよりの機能を持っています。

  • 31,000~32,000円
  • 5色展開(胸の切り返しがない1色のみのデザイン)
  • 中に着こまない限り、真冬は厳しい
  • 重さ690g

MOUNTAIN JACKET

いつの時代も最先端の「定番」であるために、数々の改良が加えられてきた山岳用アウターシェルです。素材には耐摩耗コーティング「デュラプラス」が施され適度な厚みをもった「GORE-TEX (R) ProShell Dura Plus 2 Layer」を採用し、裏地にナイロンタフタとメッシュ地を使用しています。すべてにおいてバランスのとれた仕様は長年使い続けても飽きることなく、オールラウンドで活躍するでしょう。

  • 55,000~56,000円
  • 5色展開
  • 真冬でも大丈夫
  • 重さ770g

Patagonia
パタゴニア

パタゴニアは、クライマーでもあったイヴォン・シュイナードが1965年に設立したアメリカのブランド。環境問題にも積極的に取り組んでおり、オーガニックコットンを使用するなど、地球環境にも人にも優しい製品を生み出しています。パタゴニアという名前は南米に実際にある地名です。「嵐の大地」という異名を持つパタゴニアには秘境のイメージがあるため、地図にないほどの遠隔地というイメージを訴求する目的でこのブランド名がつけられました。

TORRENTSHELL JACKET

DWR(耐久性撥水)加工と防水性/透湿性バリヤーを施した丈夫ながら軽量な2.5層構造のリサイクル・ナイロンを使用したマウンテンパーカー。カラビナ用ループが付いたジッパー式ハンドウォーマーポケットの1つに本体を収納可能になっています。首にあたる部分にはマイクロフリースの裏地を施し、袖口にはテープ留め、裾にはドローコードが付いています。

  • 17,000~18,000円
  • 6色展開
  • 真冬は厳しい
  • 重さ340g

mont-bell
モンベル

日本のアウトドアブランド。1975年に辰野勇は2人の山仲間、真崎文明・増尾幸子と共にモンベルを設立しました。“Light & Fast”“Function is Beauty”をコンセプトにテント、バックパック、寝袋、登山靴、レインウェア等各種アウトドア商品を扱っています。

ダイナアクションパーカー

抜群の軽量コンパクト性と耐久性を両立したモデルです。生地には新しい「GORE-TEX (R) 3 Layer」を使用、従来の物より透湿性が28%アップしているようです。この生地を使用しているマウンテンパーカーの中ではかなり安い価格設定となっています。ひじ部分に施した立体裁断や、ハーネスの着用を考慮した短めの丈設定など、ダイナミックな動きを伴う冬季登山やアイスクライミングなどを考慮した設計とデザインです。

  • 35,000~36,000円
  • 3色展開
  • 真冬も大丈夫
  • 重さ450g
ストリームジャケット

標高3000mを超える冬山縦走やアイスクライミング、山岳ガイドなどのプロユースにも耐えられるよう開発されたモデルです。生地はダイナアクションパーカーと同様の「GORE-TEX (R) 3 Layer」を使用していますが、70dの少し太いナイロン繊維を使っているため、生地が厚く若干かさばるようです。

  • 35,000~36,000円
  • 3色展開
  • 真冬も大丈夫
  • 重さ510g

MANASTASH
(マナスタッシュ)

マナスタッシュは1994年設立の米国シアトルのアウトドアブランド。その理念は、環境に優しい素材、例えばヘンプやリサイクルフリースを使用して最高のウェアとギアを作ることです。ハイテク素材を使った登山用シェルを作りだしてるというよりは、それまでのアウトドアウエアの規範に捉われないファッション性の高いデザインを送り出していると言えます。

2.5 COMPACT STRETCH SHELL

ファブリックに透湿性・防水性に優れた2.5レイヤーのストレッチシェルを使用した1枚仕立てのジャケット。左胸にはジップポケットとワンポイントロゴ、両サイドにはジップスタイルのスラッシュポケット、首元とスソにはドローコード、フロントにはダブルジップ、脇下にはアイレットを装備し、とても高機能な仕上がりになっています。また、とても軽量に仕上がっており、付属の収納バッグにコンパクトに収めることができます。

  • 19,000~20,000円
  • 1色展開(黒のみ)
  • 真冬は厳しい

[rakuten:gpa:10005784:detail]

Rab
(ラブ)

1981年、イングランド中部の工業都市シェフィールドで登山家のラブ・キャリントン氏によって立ち上げられたアウトドアブランド。最初は高品質で機能的なダウンクロージングと寝袋を提供する会社でした。製品の開発において、はじめに何の目的でどんな機能が必要なのかを決定し、いかにその理想の機能に近づけるかという視点で設計します。世界で初めてPertex生地をダウン製品に使用したことでも知られ、素材メーカーと長期的なパートナーシップを組んで開発を行っているのも特徴です。

DOWNPOUR JACKET

機能素材「PERTEXRSHEILD+」を搭載したジャケット。軽量でありながら、外部からの水分の侵入を遮断する高レベルの防水性に加えて汗による蒸れは外部へ発散する透湿性も併せ持っています。また、脇下のベンチレーションジッパーを使用することでシェル内の温度をより快適に保つことが可能です。左ポケットはウェア自体をコンパクトに収納するスタッフバッグとしても使用できます。

  • 20,000~21,000円
  • 2色展開
  • 真冬は厳しい

[rakuten:raft-store:10003361:detail]

MAMMUT
(マムート)

スイス発のヨーロッパを代表するアウトドアブランド。1862年にカスパー・タナーによってレンツブルグ近郊のディンティコンで設立され、その歴史は150年にも及び、世界中の登山用品メーカーの中でも最古参に入ります。もともとはハンドメイドのロープ製造業からはじまり、今ではアウトドア用品やアパレルアイテムを展開しています。クライミングに関する知識と経験を生かしたグッズ・ウェアづくりは多くの人から支持され、数々のアルピニストからゆるぎない信頼を獲得しています。本格的なクライミング用品だけでなく、アウトドアシーンからカジュアルなタウンユースにおいても幅広い人たちに愛用されています。

Ayako Pro HS Hooded Jacket

防風性・防水性に優れた「GORE-TEX (R) 2 Layer」(耐水圧28,000mm)を使用した全天候に対応するジャケット。裏地にメッシュを使用する事により透湿性をUPさせつつ保温性も確保できます。サイドポケットと胸ポケットのファスナーは防水仕様、脇の下のベンチレーションで衣服内の温度調整も可能です。

  • 36,000~37,000円
  • 6色展開
  • 着こめば真冬も大丈夫

[rakuten:translation-nag:10001883:detail]

HAGLOFS
(ホグロフス)

1916年に設立されたスウェーデンのアウトドアブランド。創業者であるヴィクトルが1914年に、自宅の農場にある農作業小屋でバックパックを作り始め、農家や林業労働者、学校に通う子どもたちに売り始めたのが始まりです。今では全世界で有数のアウトドアブランドとなり、500点を超える製品を登山家・通勤者・サイクリスト・スキーヤーをはじめとするユーザーに提供しています。

L.I.M SERIES JACKET

軽量で耐久性のある 「20D GORE-TEX (R) Paclite」を使用したジャケット。ミニマルなデザインながら、止水ファスナー、雨水や風の浸入を防ぐ親指を通すサムホールの袖、細かい調節が可能なフード、背面の裾が長いドロップテールデザインなど、必要充分な機能性・軽さ・立体裁断仕様による着心地の良さを追求しています。 また袖口をひねり、中へ収納していくとコンパクトにまとめる事ができるので、バックパックに1つ忍ばせておくと便利なアイテムです。

  • 39,000~40,000円
  • 4色展開
  • 着こめば真冬も大丈夫
  • 重さ222g

[rakuten:paddle-outdoor:10048388:detail]

NORRONA
ノローナ)

1929年に創業した老舗のアウトドアブランド。当時、ノルウェー人のアウトドア愛好家であったJorgen Jorgensenが、ノルウェーの厳しく過酷な自然環境下で使用できる耐久性の高いアウトドア用具を作り始めましたのが始まりです。レザーのストラップやキャンバス地のバックパック、コットンのウェアなどのシンプルな開発からスタートしたノローナはのちに、「最高の技術を追求し、究極のパフォーマンスを発揮する製品を世に送り出す事」という信念のもと製品開発を行います。オリジナルのトンネル型テントを開発し、ヨーロッパで初めGORE-TEXを採用した会社と言われ、アウトドア業界に置いてパイオニア的な立ち位置にいるのです。

falketind jacket

夏のハイキングから冬の山、もちろん街中にも対応可能なマウンテンジャケットです。素材はブラッシュ加工の施された「GORE-TEX (R) 3 Layer」を使用し、軽量性と耐久性を兼ね備えています。シンプルなデザインでありながら、細部においては多くのギミックを搭載しています。長く設けられた脇下のベンチレーション、ハーネスに干渉しないサイドポケット、袖口は血管の多い手の甲部分を長めに裁断し、冷えから守る仕様になっています。

  • 61,000~62,000円
  • 4色展開
  • 真冬も大丈夫
  • 重さ477g

[rakuten:canpanera:10008664:detail]

trollveggen light pro jacket

ノローナの歴史を体現するフラッグシップモデルに待望の軽量マウンテンシェルジャケットが登場しました。40デニールのフラットナイロンリップストップ生地の「GORE-TEX (R) Pro」を採用しています。

  • 74,000~75,000円
  • 4色展開
  • 真冬も大丈夫
  • 重さ452g

[rakuten:freak:10047741:detail]

Peak Performance
(ピークパフォーマンス)

1986年のスウェーデンにて設立されたブランド。誰よりもスキーというスポーツを愛する3人の男たちによってこのブランドは立ち上げられました。どんな過酷なシチュエーションにも耐えることができる機能と、美しいデザインの両方を持つスキーウエアを探し求め、今や機能性はもちろん、北欧らしい色遣いとデザインを融合させたラインナップが高く評価され、欧州最高峰のアウトドアブランドへと成長しました。

Teton Jacket

GORE-TEX(R) C-Knit 3 Layer」を採用した、バックカントリースキースノーボードに特化したギミックを余すところなくとりいれた防水性ジャケット。フロント部分には雨水をシャットアウトする特殊止水ジッパーを使用し、防水性とともに換気性も重視した構造になっています。止水ジッパーが採用された両サイドのベンチレーターは、肘から腰元まで開くほど非常に大きく、効果的に蒸れを放出します。さらにフードのツバの部分には柔らかなワイヤーが入り、頭部や帽子の形状に合わせて変形させることが可能です。

  • 44,000~45,000円
  • 真冬も大丈夫
  • 重さ660g

[rakuten:s07170:10000181:detail]

ARC'TERYX
(アークテリクス)

既にリュックの回で紹介した、カナダ発のハイエンドアウトドアブランド。マウンテンパーカーでも高い人気を誇りますが、偽物の数がとても多いことも有名です。明確なネーミングのルールが定められています。まず、着丈の長さによって名前が異なり、Bata(ベータ)<Alpha(アルファ)<Theta(シータ)の順に着丈が長くなります。また、その用途や耐久性によっても名前が異なり、SL(Super Light)<LT(Light Weight)<AR(All Round)<SV(Severe Weather)の順にハードな環境に対応できる装備となっていきます。

Zeta SL

アークテリクスの中でも、着丈短めでベンチレーションサイドジッパーの無いスッキリとしたシルエットを持つジャケット。ベストセラーでしたが、廃盤となった「Bata SL」の後継モデルです。「GORE-TEX (R) Paclite」という生地を採用し、裏側のポリウレタンコーティングにより、汗などからゴアテックスメンブレンを保護するため、インナーが軽くなる時期のジャケットとして最適です。

  • 44,000~45,000円
  • 7色展開
  • 着込めば真冬も大丈夫
  • 重さ315g

[rakuten:bamboo-shoots:10000320:detail]

Alpha SV

シビアな環境下でのアルパインライミングを可能にするためのスペックがふんだんに盛り込まれたメーカー最高レベルの機能を備えたジャケットです。厚手で強度に優れた「GORE-TEX (R) Pro 3 Layer」は長期に渡るパフォーマンスを維持します。 抜群の防水性を誇りながら、極細のシームテープを採用しているため、着用時の違和感は皆無です。その価格に見合った本格仕様のアイテムです。

  • 90,000~95,000円
  • 3色展開
  • 真冬でも大丈夫
  • 重さ575g

[rakuten:noel-ange:10340202:detail]

Polo by Ralph Lauren
(ポロバイラルフローレン)

世界的に有名なアメリカントラディショナルブランド。胸に施されたポニーのワンポイント刺繍はおなじみです。purple lableなどの高級ラインも存在しますが、定番カジュアルラインのこちらをおすすめします。

ここのマウンテンパーカーは60/40クロスを使用したハリのあるヴィンテージのような生地です。ライニングにはチェック柄をあしらいよりカジュアルな印象に仕上げています。前面の開閉にはTALON製ジップとスナップボタン、フードとウエストはそれぞれドローコードで調整可能になっています。思いのほか機能が満載のこのマウンテンパーカー、着丈が短めなので春秋の上着にピッタリだと思います。

  • 22,000~30,000円
  • 5色以上展開

[rakuten:abjnuts:10003798:detail]

SIERRA DESIGNS
(シェラデザインズ)

1965年、アメリカ・カリフォルニアで創業したアウトドアブランド。クラシックマウンテンパーカーの代表的なブランドです。創業者のジョージ・マークスとボブ・スワンソンは自身のアウトドアの経験を活かしたアイディアと技術で高機能なアウトドア製品を生み出していきます。1968年にはシエラデザインズの定番となる60/40素材(通称:ロクヨンクロス)を用いたマウンテンパーカを発表しました。この素材は緯糸にコットンを約60%、経糸にナイロンを約40%使用しており、コットン100%やナイロン100%よりも通気性と強度が高くなります。また、水分を含むとコットンが膨張、密度が上がり、水の侵入を防いでくれるという機能も持っています。今でも、肩肘張らないアウトドアファッションで大定番のアイテムです。

  • 中綿あり(44,000円~)、中綿無し(18,000円~)
  • 8色以上展開
  • ショート丈、ミディアム丈がある

[rakuten:jalana:10002643:detail]

MT.RAINIER DESIGN
(マウントレイニアデザイン)

上記シェラデザインの別注アイテム専門レーベルで、2006年にスタートしました。「時流に流されぬデザイン」「必要にして充分な実用的機能性」「耐久性」がアイテムの特徴で、マウンテンパーカー・ダウン・リュック・ダウンベストなどが人気のアイテムです。マウンテンパーカーは60/40クロスを使用したスタンダードなデザインですが、ポケットの形やタグ、裏地に拘りが見られ、より存在感がある物になっています。

  • 30,000~31,000円
  • 定番モデルの他、別注を多く手掛ける
  • ダウン入りモデルあり

[rakuten:noix:10026745:detail]

Rocky Mountain FeatherBed
(ロッキーマウンテンフェザーベッド)

1960年代後半、アメリカはワイオミング州ジャクソンホールで設立されたブランド。ネイティブアメリカンの英知が生み出したレザーケープを参考とし、継ぎ目の無い一枚革を使ったウエスタンヨークをアイコンとしたカウボーイ向けのダウンベストが非常に有名です。様々なブランドとコラボし、毎年多くのデザインが生み出されます。1980年後半にはブランドが終わってしまい、ファンの間でプレミア価格で取引されていました。これが幻のアウトドアブランドと呼ばれる所以ですが、2005年に「35サマーズ社」が復活させます。

ダウンベストと同じように、一枚革を使用したウエスタンヨークが特徴のマウンテンパーカーは、1974年に初登場し、こちらも代表的なアイテムの位置づけです。比翼仕立ての大きい襟は風が入りにくくするための工夫、背中にはこのジャケットの特徴ともいえる、隠しポケットが付いているなど、仕様が満載です。ゴアテックス・コットン・60/40クロスに近い生地と、素材のバリエーションも豊富で、さらには中にダウンが入ってる防寒性の非常に高いモデルもあります。

[rakuten:moonloid:10001493:detail]

Oregonian Outfitters
(オレゴニアンアウトフィッターズ)

米国西海岸で30年以上に渡りマウンテンパーカーやシェラフなどを作り続けている工場の、ファクトリーブランドとしてスタートしました。ブランドロゴにはオレゴン州を代表する名山フッドが描かれており、ダナーやペンドルトンのロゴにも使われている山です。今まで世界の名だたるアウトドアブランドのウェアを供給してきた実績がありますが、永年休眠状態でした。しかし2011年、再び息を吹きこまれることになり、同工場が最も得意とするマウンテンパーカーとショートコートから再スタートしました。

マウンテンパーカーの多くには60/40素材が使われ、プルオーバータイプや裏地にペンドルトン社製のネイティブ柄バージンウールを用いたものなど、古き良きアメリカの良さを感じることができます。アメリカ製、さらにこの拘りの割には良心的な価格だと思います。

[rakuten:young-western:10001640:detail]

Crescent Down Works
(クレセントダウンワークス)

1974年にアメリカ・シアトルで設立されたブランド。カスタムオーダーのダウンベストメーカーとしてスタートしましたが、現在ではダウン製品の全てのラインをプロデュースしています。ハンドメイドによる高い品質と、クラシックなスタイルが人気です。創業者のアン・マイケルソンは大学卒業後、Eddie Bauer(エディ・バウアー)に就職し、そこでアウトドアスポーツウェアに関する知識を習得しました。さらにハイキングと自然を愛していた彼女は、元々アウトドアウェア(特にダウン製品)に関してプロレベルの知識を持っており、製品からもそのことが窺い知れます。今でもアメリカで生産し続けている希少なブランドのひとつで、シアトルの目の肥えたアウトドアマン達を魅了し続けています。

ここのマウンテンパーカーは、ゆったりし過ぎない程良くゆとりのあるシルエットで流行りに流されること無く着ることができます。60/40クロスを使用し、裏地は滑らかなリップストップナイロンです。ボタン裏にはオールドスタイルな鹿革による補強がされています。着丈が長めにとられており、ジャケットの上から羽織ることも出来るため、かなり重宝するアイテムです。

[rakuten:explorer:10016846:detail]

SUGAR CANE
(シュガーケーン

アメカジを語る上では外せない会社、東洋エンタープライズ社の持つブランドの1つで、1975年に始まりました。デニムやワークのジャンルで比較的ベーシックな物を作っている印象が強いですが、ブランド名にもなっている「サトウキビ」の繊維を使用したジーンズなどの独創的なアイテムも手掛けています。

毎年マウンテンパーカーを展開しており、60/40クロスを使用したベーシックなものが人気です。ゆとりのあるシルエットと滑りの良い裏地でセーターなどを着込みやすくなることで、冬まで着用できるように仕立ててあります。

  • 31,000~32,000円
  • 3色展開

[rakuten:hallo-win:10003706:detail]