KASHIWAYA Writing Club

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オックスフォードシャツの定番・おすすめブランド 11選

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シャツはファッションの基本アイテムの1つだと思います。夏には1枚で、冬にはニットの下に、春はTシャツの上に羽織る等、かなり着回しが利きます。その生地には多くの種類がありますが、今回は「オックスフォード」という生地を使ったシャツを紹介していきます。オックスフォードとは縦・横共に綿の糸を2本ずつ引き揃えた平織りの薄地織物のことです。ボタンダウンシャツの鉄板的な生地で、通気性が良く夏向きであると言われます。「それなりの物を持っておきたいけどそんなにお金は出せない」という人にも、「生地や縫製にこだわった、長く着れる1枚が欲しい」という人にも見ていただきたいです。

Polo by Ralph Lauren
(ポロバイラルフローレン)

世界的に有名なアメリカントラディショナルブランド。胸に施されたポニーのワンポイント刺繍はおなじみです。purple lableなどの高級ラインも存在しますが、今回は定番ラインのこちらをおすすめします。このブランドはシャツに限らず、アメリカの成人サイズの規格が日本人には大きすぎるので、小さ目に作られているBoysサイズが日本人には合わせやすいサイズです。ですが、肩幅に合わせて選ぶと袖と着丈が短く感じます。少し大きめを買い、袖まくりをして色落ちしたデニムとゆるめに合わせていただきたいです。

  • 5,000円前後
  • Mサイズ相当(18サイズ)で着丈71cm

s&nd
(セカンド)

こちらあまり聞きなれないブランドですが、シャツを中心としたブランドです。リーズナブルな値段とバリエーション豊かなデザインが特徴です。ここの事業会社が2つめに生み出したブランドのため、「s&nd」という名前にしたそうです。カバをアイコンとしていますが、その理由は「おっとりした優しい外見と、水中では俊敏な動きをする意外な一面の2つの顔を合わせ持つ動物」だからだそうです。

  • 9,000~10,000円
  • Mサイズで着丈72.5㎝

MANUAL ALPHABET
(マニュアルアルファベット)

数々のOEMなどを手掛けてきたシャツメーカーがスタートしたファクトリーブランド。縫製技術が抜群で、職人による正統派の本縫いを基本としています。ファクトリーブランドゆえに、コストも大切にしているのが大きな特徴です。シャツ以外にもライトアウターやパンツも展開しており、トータルコーディネートも可能です。ブランド名の意味は点字です。実際に手に取り製品の出来栄えを確かめてほしいという思いが込められたネーミングとなっています。

年間を通して展開される「Basic Shirt」シリーズから、程よい光沢感とシルキーテイストな肌触りのスーピマオックスを使用したシャツです。流行のスピードが早くなった今、その風潮に流されない、存在価値のあるものを大切にしたいという思いから生まれた、ディテールとシルエットにこだわった1着です。

  • 12,000~13,000円
  • Mサイズ相当(2サイズ)で着丈73㎝

SERO
(セロ)

1929年創業の老舗。創業地のアメリカ・ニューヘブンはイエール大学の所在地でもあり、イエール大学の学生から始まってアメリカ中に愛されるシャツのブランドとなりました。1960~70年代にはアメリカのボタンダウンシャツの代名詞となり、アイビーブームの火付け役となりましたが、1997年に倒産。そんなSEROが2010年、日本企画カナダ製にて復活しました。

その昔から定番としてリリースされている、オックスフォードのボタンダウンが生地とシルエットを刷新しリニューアルしました。生地を上質なスーピマコットンに変更したことで、オックスフォードらしいしっかりとした厚みがありながら、しなやかな肌触りを実現しました。シルエットもより現代的に変更し、身幅、着丈をやや短めに設定しています。

  • 10,000~11,000円
  • 胸ポケット
  • Mサイズ相当(15サイズ)で着丈78㎝

BAGGY
(バギー)

1980年、当時アメリカのブルックスブラザーズのボタンダウンシャツを作っていたハワードグロスマン氏によって作られたシャツブランド。ディティールはポロ競技のユニフォームが起源で、腕まくりしやすいカフス・ギャザー・立体裁断・縫製のアームホールや背中のボックスプリーツは、腕や肩を大きく動かせる仕様です。現在オックスフォード素材はかつての最高の生地を再現するべく、毛足の長い丈夫な糸を独自にペルーより輸入し、特注した生地を輸出してアメリカで生産しています。

  • 10,000~11,000円
  • シルエットはゆったり
  • 生地は厚め
  • Mサイズ相当(Sサイズ)で着丈75㎝

Gymphlex
(ジムフレックス)

1936年、英国はレスターで国軍向け体育ショーツを製造することから始まったブランド。1900年半ばには学校用体操着の販売を始めたことで、 イギリス中にジムフレックスの商品が広がりました。1960年代に入り、学校はもちろん、スポーツショップや百貨店にまで販路を広げ、スポーツウエアブランドとして確固たる地位を築きました。

定番商品として展開するオックスフォードシャツの胸元には、グリフィンの刺繍があしらわれています。グリフィンとは鷲(あるいは鷹)の翼と上半身、ライオンの下半身をもつ伝説上の生物だそうです。胸にワンポイントの刺繍があるとシンプルな中にも主張があるので、1枚でも着やすくなると思います。

  • 10,000~11,000円
  • Mサイズで着丈71㎝

KEATON CHASE USA
キートンチェイスユーエスエー)

アメリカはボストン郊外に建つ老舗のシャツファクトリー。日本製のラインも存在しますが、今回紹介するのはアメリカ製のもの。生産されるシャツは、全てシングルニードルで丁寧に縫製されています。

定番のオックスフォードやシャンブレーのシャツは非常に人気が高く様々な世代に愛されています。適度な厚みのあるオックスフォード生地を使用し、頑丈な縫製で仕上がっており、日本人にもフィットする抜群のシルエットが特徴です。

  • 19,000~20,000円
  • 襟は高め
  • 生地は厚め
  • Mサイズ相当(15サイズ)で着丈72㎝

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GAMBERT CUSTOM SHIRT
(ギャンバートカスタムシャツ)

アメリカ・ニュージャージー州で1933年に創業されましたシャツブランド。生産の工程をすべて自社工場での一貫した生産にこだわることで、MADE IN USAならではのシャツ作りを展開しています。カッティング・襟付け・カフの裁縫を職人さんが手作業でやっているそうです。

襟の裏側にボタンがあったり、ロッカーループがあったり、普通のシャツにはないディティールが多くあります。あの有名なトム・ブラウンのシャツもここで手掛けているそうです。

  • 21,000~22,000円
  • 生地は厚め
  • 襟が高め
  • Mサイズ相当(15サイズ)で着丈73㎝

[rakuten:auc-first-gd:10004769:detail]

IKE BEHAR
(アイクベーハー)

1982年アメリカ・ニューヨークにて創業されたシャツブランド。かのラルフローレンがボタンダウンシャツの開発を始めた際、彼の高い要求に唯一応え、OEMを請け負った事で評判になり、アメリカンシャツの代名詞として確固たる地位を築きました。

オックスフォードシャツは定番のアイテム。襟裏のダイヤモンドキルト、美しいロールを描くボタンダウンの襟といったブランドの特徴はそのままに、程よく細身のすっきりとしたシルエットに仕上げています。加えて襟にバックボタン、背中にハンガーループを備えるロッカールーム仕様となりました。汎用性の高いシルエットながらも伝統的なディテールをしっかりと備えた、老舗シャツブランドらしさを感じることのできる1着です。

  • 17,000~20,000円
  • 襟は高め
  • Mサイズで着丈75㎝

[rakuten:maine1988:10002283:detail]

GITMAN VINTAGE
(ギットマンヴィンテージ)

1978年、アメリカ・フィラデルフィアで「GITMAN BROTHERS(ギットマンブラザーズ)」というシャツブランドが創業しました。生粋のアメリカ製シャツを作る伝統的なブランドの1つです。このブランドが2009年にスタートさせた、創業当時の面影を残すヘリテージコレクションがこの「GITMAN VINTAGE(ギットマンヴィンテージ)」です。

生地は現行で入手出来る物を含め、1970年代後半から1980年代初頭のラインブックに基づいて、貴重なデッドストック生地などで生産されています。また、ダブルトラックスティッチング・チョークボタン・背面のロッカーループなど、伝統的なディテールを再現させています。

  • 23,000~25,000円
  • Mサイズで着丈78㎝

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Individualized Shirts
(インディビジュアライズドシャツ)

今もヨーロッパの風景を残す小さな町アンボイにてインディビジュアライズド・シャツ社はカスタムメイド(オーダーメイド)の専門ファクトリーとして創業しました。 歴史は50年ほどで老舗シャツメーカーというには若いメーカーですが、1枚のシャツへのこだわりは創業以来一貫しており、特にカスタムメイドシャツの分野では現在もアメリカ国内シェア1位を誇っています。歴代米国大統領や著名人にも愛用者が多く、
シャツのシルエットにはClassic Fit・Standard Fit・Slim Fitの3種類が主に展開されています。日本人の普通体型ならば、Standard Fitが一番着やすいかと思います。
また、オックスフォード地は一番薄手のCambridge Oxford(ケンブリッジ・オックスフォード)、中間の厚さのRegatta Oxford(レガッタ・オックスフォード)、一番厚手のGreat American Oxford(グレート・アメリカン・オックスフォード)の3種類があります。

  • 20,000~27,000円
  • 襟が高め
  • Mサイズ相当(15サイズ)で着丈74㎝

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