KASHIWAYA Writing Club

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ボーリングシャツの定番・おすすめブランド 7選

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今回はボーリングシャツのブランドを紹介します。元々1950年代のアメリカでボーリングをするときに来ていたシャツで、チーム名や名前をアピールするために背中や胸元に刺繍やプリントが入っているのが特徴的です。当時のロックンロールブームに取り入れられたことでファッションアイテムとして注目されるようになり、アロハシャツやネルシャツなど他のシャツとは違う独自の男らしい雰囲気を纏っています。日本では木村拓哉さんが着用していたことが注目される1つの要因となりました。

HOUSTON
(ヒューストン)

1972年に誕生した日本のミリタリー系ファッションブランド。日本で初めてオリジナルのフライトジャケットを生み出し、その後も数々の国内製ミリタリー商品を製造しています。1974年に発表した「M-51 PARKA」は人気テレビドラマ「踊る大捜査線」で織田裕二さんが衣装として着用し、ヒットになりました。比較的安価に軍用品のレプリカを展開していることもあり、古着屋さんに置いてあるのをよく見かけますね。

ボーリングシャツは毎年必ず展開しており、おそらく最もデザインのバリエーションが多く、さらにリーズナブルな価格設定となっています。背中の刺繍デザインは割とポップなものが多く、男らしくなりすぎないので、最初の1枚にピッタリかと思います。

  • 9,000~10,000円
  • モデルごとに2~4色程度のカラーバリエーション

FIVE BROTHER
(ファイブブラザー)

1890年に創業した、ワーク・アウトドアウェアを製造する老舗ブランド。その着心地の良さや耐久性の高い製品は、当時の労働者に爆発的な人気となりました。アメリカでのブランド廃業後、現在は日本国内向けに当時の人気アイテムを現代風にアレンジしたヴィンテージの復刻ラインとして復活。サイズ感やシルエットを見直し、当時のディテールを使用しながらもスタイリッシュに着こなせる現代のファッションアイテムとして展開しています。

ネルシャツが有名なブランドですが、近年ボーリングシャツにも注力しているようです。デザインは胸と背中に英字のみのシンプルなものが多く、こちらもかなりリーズナブルな価格なので、初めての方にもおすすめのブランドです。

  • 9,000~10,000円
  • モデルごとに2~4色程度のカラーバリエーション

Schott
(ショット)

1913年にニューヨークのイーストブロードウェイで、レインコート屋として創業したブランド。レザージャケットを製造するブランドではおそらく一番有名だと思います。そのきっかけとなったショットの代表作は、星型のスタッズをエポレットに配したモデル「One Star」です。映画「ザ・ワイルド・ワン」で、マーロン・ブランドが着たと言われており、爆発的な人気となりました。その後もバイク乗りのみならず、ラモーンズシド・ビシャスを始め、多くのロックミュージシャンに支持され、時代を超えた永遠の定番として今なお多くの人々を魅了しています。

ショットはレザージャケットを始めとするバイカースタイルが特徴ですが、ボーリングシャツはそれに近しいものがあるため、定番で展開されています。黒と白の色遣いが中心で、ロック色の強いデザインが特徴です。

  • 15,000~18,000円
  • 黒+数色のカラーバリエーション

VANSON
(バンソン)

1975年、マサチューセッツ州の首都ボストンで誕生したブランド。それまで名を馳せていたレザーブランドが低迷し、業界では暗黒の70年代とまで言われていた当時、ボストン大学経営学を学んだ当時22歳のマイケル・バン・デ・シングルスンが、彼の名を略した「Vanson Associates Inc」を設立。最新のテクノロジーを積極的に取り入れ、品質にとことんこだわったバンソンのレザーウエアは、地元ボストンのレースシーンを中心に徐々に需要を高めていきました。

イカーとロビカリーの共通アイテムという認識から、バンソンの世界観にマッチしたボーリングシャツを製作しています。黒を中心とした男らしいデザインが特徴的で、刺繍は全てチェーンステッチで行われています。

  • 15,000~16,000円
  • 黒+数色のカラーバリエーション

Style Eyes
(スタイルアイズ)

「Sugar Cane」「Buzz rickson's」「SUN SURF」など、数々のブランドを展開する東洋エンタープライズが、1930年代から1970年代のアメリカンスポーツウェアが持つ魅力を受け継ぎ、独自の発想をもとに現代に蘇らせるために生まれたブランド。ボウリングシャツを始めとするオープンシャツドッグイヤージャケットなど、アメリカの青春映画に出てくるようなウェアを忠実に再現しています。

ボーリングシャツは毎年販売しています。肩ラインのみのシンプルなものから、主張のある刺繍が背中に施されたものまで、多種多様なデザインのボーリングシャツを製作しています。

  • 14,000~16,000円
  • モデルごとに2~4色程度のカラーバリエーション

King Louie
(キングルイ)

「Style Eyes」と同じく、東洋エンタープライズが1950年代から1960年代のミズーリ州カンザスのボウリングシャツブランドを実名復刻したものです。元のブランドは1937年に設立されたミズーリ州のラーナーブラザーズマニュファクチャリング社というキャップメーカーの一部門として始まりました。ヴィンテージのボーリングシャツブランドとして有名なのはここか「Hilton」というブランドです。単なる復刻だけではなく、サイズは日本規格サイズで、カジュアルさをプラスしてタウンユース用に使えるようにカスタマイズされています。

  • 17,000~20,000円
  • モデルごとに2~4色程度のカラーバリエーション

Savoy Clothing
(サヴォイクロージング)

1950~1970年代のアメリカおよびイギリスにおける流行をモチーフとしたロカビリー・パンクスタイルを中心としたアパレルショップ並びにオリジナルブランドの名前です。神宮前にある実店舗では、厳選された国内外のブランドから、ウェアや雑貨を取り揃えています。

ここのボーリングシャツは、襟が黒や赤の切り替えになっているものが多いほか、背中に施された刺繍のデザインから見ても、上記のブランドたちに比べるとロック色が強いものとなっています。珍しいレディースモデルもあるので、お探しの方は是非店舗に行ってみてはいかがでしょうか。

  • 9,000~14,000円

その他のブランド

この他にも、アメカジブランドやストリートブランド、特にルード系言われるようなブランドからはから不定期に出されることが多くありますので、有名どころを列挙しておきます。このあたりのブランドはボーリングシャツを出している可能性が高いです。

  • Neighborhood(ネイバーフッド)
  • Wacko Mariaワコマリア
  • TENDERLOIN(テンダーロイン)
  • CHALLENGER(チャレンジャー)
  • WTAPS(ダブルタップス
  • CLUCT(クラクト)
  • RADIALL(ラディアル)
  • CALEE(キャリー)
  • The Crimie(クライミー)
  • ROTAR(ローター)
  • RUDE GALLERY(ルードギャラリー)
  • THE FLAD HEAD(フラッドヘッド)
  • Pherrow's(フェローズ)