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ダッドシューズの定番・おすすめブランド 10選

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今回はダッドシューズを紹介します。ダッドシューズの「ダッド(Dad)」はお父さんという意味で、父親や年配のおじさんが履いていそうな靴のことを指し、明確な定義はありません。ぽってりとしたボリュームのあるフォルムとレトロな雰囲気が特徴です。モダンで洗練された最先端シューズとは真逆をいく「ダサかっこいい」デザインが話題となり、一時は熱狂的なブームとなりましたが、現在では定番のアイテムとして定着しつつあります。

NIKE
(ナイキ)

世界的に有名なスポーツブランド。1972年にフィル・ナイトが設立し、社名の由来はギリシャ神話の勝利の女神「ニケ」(Nike)であると言われています。アメリカ・オレゴン州に本社を置き、スニーカーやウェアなどのスポーツ関連商品を扱っています。「Air Jordan」や「Air Max」のシリーズは日本でも爆発的なヒットとなりました。

AIR MONARCH 4

2001年にトレーニングシューズとしてデビューしたスニーカー。アスリート向けではなく日常でトレーニングをする人に向けて開発されました。チェーン店を中心に低価格で簡単に手に取れるシューズというコンセプトがあったそうです。その後アップデートが重ねられ、「AIR MONARCH 4」はアメリカ中のお父さんに愛されているベストセラーシューズ、本物の「DAD SHOES」として定番モデルとなっています。

  • 9,000~10,000円

M2K TEKNO

上記「AIR MONARCH 4」の進化版として2018年に登場したスニーカー。快適性を兼ね備えた近未来的なデザインは、複数の素材をレイヤー構造で構築しています。最先端技術を搭載した軽量フォームのミッドソールによる快適なクッショニングが特徴の1足です。

  • 12,000~13,000円

adidas
アディダス

1920年、アドルフ・ダスラーとルドルフ・ダスラーの2人が共同で資金を出し靴製造の会社「ダスラー兄弟商会」を設立した事でスタートした世界的に有名なスポーツブランド。兄のルドルフが販売を担当し、弟のアドルフは製造を担当しました。「それぞれのスポーツにあった専用のスニーカーが必要だ」と考え、それを具現化したスニーカーはアスリート達に大変好評となり数多くの大会で好成績を残したためブランドの名は世界へ響きました。順調に見えたダスラー兄弟商会ですが、1948年にダスラー兄弟商会は分裂する事となります。弟のアドルフ・ダスラーは自身の相性である「アディ」と名字のダスラーから「ダス」を採って「アディダス」というスニーカーブランドを発足させます。

OZWEEGO

90年代後期から2000年代初期のスタイルをベースに、そのレトロ調のタッチと近未来的なデザインを掛け合わせたシューズ。軽量なメッシュアッパーに、スエードとTPUのオーバーレイを配しています。EVAミッドソールには必要なゾーンに独自の衝撃吸収テクノロジーである「adiPRENE」を搭載し、快適さと衝撃吸収力を高めています。元はラフシモンズとのコラボで2013年に初代モデルが発売されており、遂に通常ラインにも登場しました。

  • 14,000~15,000円

FALCON W

1990年代のランニングシューズのスタイルに、大胆なひねりを加えたスニーカー。メッシュとスエードのレトロな雰囲気を漂わせたアッパーに、遊び心のあるTPUとメタリックのディテールを施しています。メッシュのライニングを備え、EVAミッドソールを搭載しており、軽い履き心地が特徴です。

  • 10,000~11,000円

PUMA
(プーマ)

1948年にルドルフ・ダスラーにより設立されたドイツのスポーツブランド。スポーツ用品からシューズ、スポーツウェアなどを販売製造しています。靴職人のアドルフとルドルフのダスラー兄弟が1924年にダスラー兄弟製靴工場を設立しますが、第二次大戦後に生産を再開したところ1948年に兄弟喧嘩となり独立を決意します。アドルフはアディダス、ルドルフはルーダ(1949年からプーマに変更)を設立します。近年はファッションデザイナーとのコラボレーションを積極的に行い、これまでミハラヤスヒロアレキサンダー・マックイーン、ニール・バレットなどと多くのコラボアイテムを発表しました。

THUNDER SPECTRA

ダッドシューズのテイストを取り入れたTHUNDERシリーズの第1作目であるこのスニーカーは、2018年4月28日に発売されました。上質なメッシュとヌバックをアッパーに使用し、ボリュームのある立体整形された独自のソールユニットと斬新なカラーリングが特徴で、懐かしさを感じるスタイルとなっています。発売当初は行列となって即完売した大人気モデルです。

  • 15,000~16,000円

THUNDER ELECTRIC

上記「THUNDER SPECTRA」に続くTHUNDERシリーズの第2作目として、2018年6月21日に発売されたスニーカー。こちらもヌバックレザーとメッシュ素材を使用しており、インパクトのあるカラーリングとクロームのフラッシュで、稲妻の電撃的な力を表現しています。

  • 15,000~16,000円

new balance
ニューバランス

1906年アメリカ・ボストンでアーチサポートインソールや偏平足などを治す矯正靴メーカーとして誕生したシューズブランド。名前の由来は、「履いた人に新しい(new)、バランス(balance)感覚をもたらす」という意味から来ています。足の解剖学的な知識、整形外科や運動生理学への深い理解があってこそ可能となる矯正靴のメーカーとしてのノウハウを基に、60年代にカスタムメイドのランニングシューズの製造をスタートしました。1988年、アッパーにレザーを使用したモデルM576を発表し、ファッション分野でも注目を集めました。以降、伝統を継承しながらも、最新のテクノロジーを集結し、よりよいフィット性を追求するシューズ開発を行っています。

608

もともと韓国のファッションシーンで人気のあったスニーカーで、クラシックなタイプのニューバランスが流行している日本では馴染みのないモデルでしたが、ダッドシューズブームを受け日本でも2018年から発売されました。トレーニングシューズなので、ハイテク感のあるルックスに上質なプロテクションとクッショニングが特徴です。

  • 12,000~13,000円

M991

1982年に発売されその卓越した機能性と完成度の高さで絶大なる人気を博したM990の後継モデルとして2001年に登場したスニーカー。一体成型ミッドソールに前足部・ヒールには衝撃吸収、反発弾性に特化した「ABZORB(アブゾーブ)」を搭載しています。アップルの創業者であるスティーブ・ジョブス氏も愛用していたことなど、ミニマルかつベーシックなデザインが最大の特徴ですが、ダッドシューズとしても注目を集めています。

  • 38,000~40,000円

FILA
(フィラ)

1911年にフィラ兄弟がイタリア・ビエラで創業したスポーツブランド。当初はニット素材工場でしたが、その後アンダーウェアの販売を開始し、1970年代からはテニスウェアを中心としたスポーツウェアの製造販売に転換し、おしゃれなテニスウェアとしてトップブランドに上り詰めました。ところが事業拡大の代償として世界で安売りが横行し、値崩れとブランド価値の低下による客離れから経営が悪化、最終的に韓国向けの販売子会社として設立された「フィラコリア」に逆買収され、韓国ブランドになりました。経営を立て直していく中、スニーカーについてはバッシュ風デザインを採用したことで、ダッドシューズブームにおいて人気を勝ち取っています。

DISRUPTOR 2

厚底のシャークソールを搭載した90年代の雰囲気漂うレトロ風なFILAの定番スニーカー。近年のトレンドを汲んだデザインはストリートでじわじわと支持され、各界のインフルエンサーなどによりSNSで拡散されたことにより、爆発的に支持されました。しっかりとした作りは衝撃吸収性に優れ、チャンキーなルックスとは裏腹に快適な歩行をしっかりとサポートしてくれます。

  • 9,000~10,000円
  • 白中心のカラー
  • 多くのブランドやショップとのコラボあり

Reebok
リーボック

イギリス発祥のスポーツブランドであり、1900年にジョセフ・ウィリアム・フォスターがリーボックの前身である「J・W・フォスター」社を設立したのが始まりです。1958年、社名を「Reebok」に変更しました。この「Reebok」とはアフリカのサバンナや砂漠などに生息する鹿のような見た目をした動物の「ガゼル(gazelle)」を指しています。1989年に発表されたアッパーフィッティングテクノロジーである「PUMP SYSTEM」が有名です。1986年にはスポーツ用品ブランドとして全米1位の売上げを記録する程の規模がありました。現在はアディダスの傘下で魅力的な商品の開発に取り組んでいます。

AZTREK

1992年にランニングシューズとして登場したモデルの復刻版です。 厚手のミッドソールを搭載し、同年代にリーボックからリリースされたランニングシューズの中でも特に、シリアスランナーからの評価も高かったモデルです。目を引く白いアッパーをベースに、大胆なアウトソールのパターン、1990年代当時のブランドロゴ、リフレクター素材を用いたドット、アクセントカラーを差し込んだレトロ感溢れるデザインです。

  • 12,000~13,000円

DMX Series 1200

2000年にリーボック独自の「DMX Moving Air Technology」を搭載して登場した「DAYTONA DMX」というモデルと同様のデザインのソールユニットを使用し再構築されたニューモデルです。1990年代のデザインからインスピレーションを受けて完成させた1足です。

  • 10,000~11,000円

HOKA ONE ONE
(ホカオネオネ)

2009年にフランスのアネシーで誕生したランニングシューズブランド。走ることが大好きな創業者の2人が、山で下り坂を走る時の苦痛を解決するために創業しました。日本では2017年から、本格展開を開始しました。ブランド名は、ニュージーランドマオリ族の言葉で、「Time to Fly(さぁ、飛ぼう)」を意味しています。シューズのほかにも、ランニング後の足をリラックスさせるサンダルも取り扱っています。走ることを愛する全てのランナーのために、革新的なフットウェアを開発し続けています。

BONDI 7

当ブランドのラインナップの中でも極めて高いクッション性を誇るシリーズ。快適で通気性の良いメッシュ素材を採用したアッパーに、フルEVA素材のミッドソールとメタロッカーテクノロジーのアウトソールが滑らかでバランスの取れた走り心地を実現しています。パッドの入ったシュータンで足とシューズはよりフィットし、ヒールカウンターもホールド感抜群です。ランニングシューズとしてだけでなく、ファッションシーンでも注目を浴びる1足です。

  • 22,000~23,000円

SKECHERS
(スケッチャーズ)

1992年、実業家で元「LAギア」CEOのロバート・グリーンバーグ氏と息子のマイケル氏によって立ち上げられた、アメリカ・ロサンゼルス発のフットウェアブランド。当初は「ドクターマーチン」の販売代理店からのスタートでしたが、1993年にオリジナルデザイン「Chrome Dome」のブーツがグランジスタイルの好きな若者たちの間でブレイクしました。その後、一気に勢力を拡大し、いまや全米でも有数ののシューズメーカーになっています。日本では厚底スニーカーが大ヒットしました。

STAMINA

クラシックなアスレチック・トレーナースタイルと快適性を両立したシリーズです。レトロ感とスポーティさがオシャレなカジュアルスニーカーです。中敷きには、低反発の感触が心地よく、ふわふわのクッションが足裏に合わせて沈み込んで衝撃を吸収することで歩行時の足への負担を軽減してくれる高機能インソール「MEMORY FOAM」を採用しています。

  • 6,000円前後

umbro
(アンブロ)

1924年にイギリスのウィルムスロウという街でハンフリーズ兄弟が設立したフットボールブランド。後にイギリス各地のサッカークラブやイングランド代表チームのユニフォームやサッカー用品の御用達ブランドとなり、その後も世界各国でも愛用されるようになりました。2008年にはナイキに買収され、その後2012年には、アイコニックスグループがブランドをナイキから買収しました。日本では1998年にデサントが日本における商標使用権を取得し、Jリーグの一部クラブにユニフォームを供給しています。

BUMPY

サッカースパイクのスタッド部分をソールのデザインに大胆に落とし込んだデザインで大ヒットしたボリューム感のあるスニーカー。 トーンオントーンのカラー配色がシックな印象のベーシックスニーカーです。

  • 16,000~17,000円

BALENCIAGA
バレンシアガ)

1918年、クリストバル・バレンシアガがスペインにて創業した、フランス・パリを拠点とするラグジュアリーブランド。ウェアからシューズ・バッグ・アクセサリーなどトータルで展開しています。創始者のクリストバル・バレンシアガは、「クチュール界の建築家」とも称されるファッションデザイナーで、立体裁断や完璧な縫製技術によって生み出された斬新で芸術的なスタイルはファッション界に多大な影響を与えたと言われています。人気のエディターズバッグを始めニコール愛用のサングラス等、数々のヒットアイテムを生み出しています。

TRIPLE S

ダッドシューズを説明する上で欠かすことのできない、昨今のファッションシーンを席巻したブームの火付け役となった1足。2017年9月にバレンシアガが発表したスニーカーで、発売前の情報リーク時から世界中で話題を集めており、初期モデルは定価が10万円近くするにも関わらず即完売を記録し、当時の転売サイトでは、販売価格の倍以上の値段で取引が行われていました。モデル名は「トリプルソール」の略で、ランニングシューズ・バスケットボールシューズ・トラックシューズという3つのソールを組み合わせたことにちなんで名付けられています。

  • 110,000~140,000円