KASHIWAYA Writing Club

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チノパンの定番・おすすめブランド 8選

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今回は「チノパン」を紹介していきます。世界で最もメジャーなズボンは間違いなくジーンズであると思いますが、それに次ぐ位置にあるのがこのチノパンではないかと思います。チノパンとは厚手の綾織コットン地で作られたパンツの総称で、コットンパンツの中の一つです。チノ(chino)の語源は、第一次大戦時にアメリカ軍人が中国(china)で軍服用生地に使うため、購入した素材に由来しています。カーキ色やベージュが多いことや、メンズ用が中心であることは、もともと軍用服であったためです。現在では軍用服のワイルドな印象とは違って、どちらかというとキレイ目な印象を持たれると思います。今回はそのどちらのテイストも紹介していきます。

Buzz rickson's
(バズリクソンズ)

「Sugar Cane」や「SUN SURF」など、ヴィンテージ系アメリカンカジュアルブランドを擁する「東洋エンタープライズ」のミリタリーブランドです。同社とミリタリーとの関係は古く、同社の前身企業である港商事時代に米軍ベースにスカジャンなどの商品を納入していたというルーツを持っています。なのでここのチノパンは軍物レプリカらしい極太のシルエットと良い意味で古臭いディティールが特徴です。

1942 MODEL

1942年当時の軍用チノパンを再現したモデル。生地は希少なオリジナルを分解・検証し作り上げた高密度のウエストポイントを使用しており、2本巻き縫い・メタルボタン・深い股上・太いシルエットと、まさにミリタリーチノと言うべき武骨さが魅力的です。

  • 13,000円前後
  • 2色展開
  • シルエットはかなりゆったり
  • 股上35㎝(ウエスト32インチ)

1945 MODEL

1945年当時の軍用チノパンを再現したモデル。「1942 MODEL」よりシルエットは細くなりましたが、現代のチノパンに比べるとまだまだ太いです。しかし、各所が割り縫い仕様に変更されたため、少しスッキリとした印象となります。</p>

  • 13,000円前後
  • 2色展開
  • シルエットはゆったり
  • 股上32㎝(ウエスト32インチ)

ORIGINAL SPEC CHINOS

幾多のチノパンを収集・分析してきた当ブランドがレギュラースタイルとして提案するモデル。復刻モデルよりかなり細身になっており、幅広いコーディネートに適応できます。昔ながらのディティールは変わらずに取り入れられています。

  • 13,000円前後
  • 2色展開
  • シルエットは比較的細身
  • 股上31㎝(ウエスト3インチ)

TOYS McCOY(トイズマッコイ)

「The Real McCoy's」の創設者の1人であり、スティーブ・マックイーンマニアとしても知られる岡本博氏が1996年に創設したブランド。高品質なレプリカフライトジャケットをメインにミリタリーやモーターサイクルをベースとしたウエアアイテムを展開しています。創業当時はスティーブ・マックイーンのアクションフィギュアを製作し、世界的に高い評価を得たようです。

TMP8602

映画「The Great Escape ザ・グレートエスケープ (大脱走)」の劇中で、スティーブマックイーンが着用したパンツの復刻モデルです。ビンテージミリタリーウェアの要素を随所に再現しつつも、現代的なシルエット・縫製を取り入れ、街着として洗練されたデザインに仕上がっています。シルエットは、深すぎない股上の、スタイリッシュなやや細めのストレートです。

  • 20,000円前後
  • 1色のみ
  • シルエットは標準程度
  • 股上29㎝(ウエスト32インチ)

CAT'S PAW(キャッツポウ)

1904年にアメリカのメリーランド州で創業した歴史あるブランドですが、元はブーツの底に装着するソールという部分を作っていました。当時からブーツのソールとしてかなりのシェアを誇っておりましたが、1967年に大手ラバーメーカーに譲渡され、時代の波に飲み込まれる形でこの世から姿を消してしまったのです。ですが、東洋エンタープライズがこのキャッツポウというブランドに注目し、復刻するに至りました。

CP40850

ミリタリーチノとしてはやや細身のシルエット。肉厚でしっかりとウォッシュがかかった生地を使用しており、幅広いコーディネートに合わせることができます。

  • 8,000~9,000円
  • 4色展開
  • シルエットは標準程度
  • 股上29㎝(ウエスト32㎝)

CP41220

上記の「CP40850」をさらにスリムフィットにしたチノパン。股上も浅めに設定され、現代的なシルエットになっています。

  • 8,000~9,000円
  • 4色展開
  • シルエットは細身
  • 股上27㎝(ウエスト32インチ)

F.O.B Factory(エフオービーファクトリー)

1995年、繊維産業が盛んな岡山県の児島に創業した日本のブランド。生地・縫製・加工も児島にて一貫して行っています。ブランド独自開発による生地を使用し、縫製は手間を惜しまずに古いアメリカ製ミシンを改造して用いるなど、品質に徹底してこだわり、ベーシックで長く着用できるウェアづくりを目指しています。

F0242 FUSION TROUSER

アメリカンなカジュアル感を残しつつ、ヨーロッパのエッセンスをフュージョン(融合)させるというコンセプトから生まれたチノパン。3D立体裁断によるサイドシームの捻れとわずかに膝部分を絞ったシルエットにより、見た目はストレートながらブーツカットのような脚長効果を得ることができます。生地に使用している糸が芯まで染まりきっていないため、履きこむことでデニムのような色落ちとアタリを楽しむことができます。

  • 13,000~14,000円
  • 7色展開
  • シルエットはやや細身
  • 股上25.5㎝(Mサイズ)

F0444 NARROW FUSION TROUSER

上記の「F0242」をテーパードシルエットに変更。さらに上品な仕上がりになるので、キレイ目にシャツと合わせたり、ロールアップしたりと違う着こなしが楽しめます。

  • 14,000~15,000円
  • 4色展開
  • シルエットは細身
  • 股上24.5㎝(Mサイズ)

PHERROW'S(フェローズ)

「The Real McCoy's」を設立した3人のうちの1人である志村晶洋氏が1991年に設立したアメリカンカジュアルブランド。「レプリカ」という言葉が、世の中に定着しておらず、まだまだメジャーでは無かったその言葉を世に知らしめたという点でフェローズの功績は計り知れません。初期は、主にスウェットやフライトジャケットの復刻をするブランドでしたが、ウエスタン・ワーク系、ミリタリー系、モーター・サイクル系、サーフ系というように、テーマ別に数種類のブランドを展開する東洋テーラーのような形態をとっていました。近年ではそれらをまた「PHERROW'S」へと統合し、統一化したブランドの中で服作りを行っています。

M-41 ARMY TROUSERS

1941年に米軍によって開発されたチノパンのディティールやシルエットをベースにアレンジした1本。高密度に織り上げたチノクロスは光沢感があり、当時のチノパンに近い上質な素材感です。フロントはボタンフライ仕様で、オリジナルのメタルボタンを採用しています。サイドにはスラッシュポケットと両玉縁コインポケット、バックには両玉縁ポケットを左右に配置しています。ベルト裏にはこのモデルの証である41Mネームパッチがついています。

  • 14,000~15,000円
  • 2色展開
  • シルエットはゆったり
  • 股上31㎝(ウエスト32インチ)

two moon(トゥームーン)

アメカジをベースにしながらも「流行に左右されないベーシックで変わらないモノ作り」をコンセプトとし、1993年に設立された日本のブランド。チノパンの他にもスウェット・ネルシャツ・Tシャツなどが有名です。

536

ワタリから裾にかけて少しゆとりのあるパイプストレートのチノパン。生地の風合いを損なわない為、ジッカ染色という歴史ある染色方法を採用しています。穿き込むことでの他のチノとは違う経年変化をになります。ウエストポイント生地は、一般的に使われるチノクロス生地よりも高級感溢れかつ、頑丈さを併せ持つとされています。その生地をベースに糸の打ち込み本数を増やし、より丈夫なチノパンに仕上げています。

  • 15,000~16,000円
  • 1色のみ
  • シルエットは標準程度
  • 股上27㎝(ウエスト32インチ)

529

上記の「536」をタイトストレートに変更したモデル。細身になったことで上品なスタイルにも対応することができます。

  • 15,000~16,000円
  • 1色のみ
  • シルエットは細身
  • 股上28㎝(ウエスト32インチ)

BURGUS PLUS(バーガスプラス)

上野はアメ横にある、老舗ジーンズショップHINOYA(ヒノヤ)のオリジナルブランドです。ここのブランドのジーンズに付いてるフラッシャーには「SINCE 1949」と記載があり、ジーンズショップとしてはかなりの老舗となります。ブランド名の「BURGUS」とは中世ラテン語で城砦・城塞を意味しています。ブランドを一国の城に見立て、更なる進化を目指すためにPLUSを合わせたとのことです。

Lot.401 High Quality Modern Chino

当ブランドで名作として語り継がれる定番品。岡山で作り上げた光沢感としなやかさを併せ持つウエストポイント生地を、スッキリとしていながらも細すぎない絶妙なシルエットで仕立てた1本です。このクオリティーながら価格が抑えられているのもうれしいポイントです。

  • 14,000円前後
  • 5色展開
  • シルエットはやや細身
  • 股上26.5㎝(ウエスト32㎝)

Lot.402 Military Chino Trousers

ミリタリーチノをモチーフとしたチノパンです。上記の「Lot.401」と比べると股上が深めでシルエットもゆったりとしています。しかし、野暮ったさを感じさせない研究されたシルエットで、こちらも定番に相応しい1本です。

  • 14,000円前後
  • 2色展開
  • シルエットはゆったり
  • 股上30㎝(ウエスト32インチ)

[rakuten:hinoya:10012485:detail]

JAPAN BLUE JEANS(ジャパンブルージーンズ)

2011年にスタートした、比較的新しいジーンズブランド。「桃太郎ジーンズ」とは親会社が同じなため、兄弟ブランドという関係です。デニム作りの盛んな岡山県児島で生地メーカーとして知られていましたが、海外のデニム生地の展示会で各国のデザイナーにサンプル品を評価されたことにより、サンプル品より拘ったジーンズを作ろうとの思いからブランドがスタートしました。その生い立ちから最初に海外で人気となったブランドであり、それが日本に逆輸入されたような形になっています。シルエットは細見の物が多く、「桃太郎ジーンズ」の無骨な形とは対をなす、都会的なデザインのジーンズです。

JB4100 SLIM TAPERED FRENCH WORK CHINO

腿から膝まではややゆとりを持たせ、裾に向かって絞ったスリムテーパドシルエットで、あらゆる体型の方にマッチする、ヨーロッパをイメージしたワークトラウザーです。チノパンは米軍が起源ですが、ヨーロッパのイメージを取り入れたシルエット・素材を採用したことで、脚長効果を期待できる仕上がりになりました。シャディー加工という色に深みの出る染色方法により、独特の色味を表現しています。

  • 13,000~14,000円
  • 3色展開
  • シルエットは細身
  • 股上26㎝(ウエスト32インチ)

[rakuten:rococostore:10011061:detail]

BROOKLYN

股上・ワタリ・ヒップにゆとりを持たせながら、膝下から裾へは緩やかなテーパードをかけたシルエット。生地には光沢感を抑え、ナチュラルなムラ感を持たせて甘めに織ったソフトな風合いのチノを採用しています。ヴィンテージの様なルーズシルエットですが、テーパードをかける事によって足元はスッキリとした印象を与えてくれます。

  • 12,000~13,000円
  • 3色展開
  • シルエットはややゆったり
  • 股上30㎝(ウエスト32インチ)

[rakuten:urbene:10012738:detail]