KASHIWAYA Writing Club

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ホワイトジーンズの定番・おすすめブランド 9選

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今回の紹介はホワイトジーンズです。最近夏に爽やかにはけるジーンズとして定着してきたように感じます。下半身に白色を持ってくることに抵抗を感じたり、組み合わせを難しく思ったりするかもしれませんが、白シャツや白無地Tシャツが万能アイテムであるのと同じように、ホワイトジーンズも非常に合わせやすいアイテムなのです。普通のジーンズと同じように長い時間をかけてはき込んでいけば、味も出てきます。まだ持っていない方は是非ご検討ください。

Levi's
(リーバイス

もはや説明は不要の世界的ジーンズブランド。ジーンズの歴史はこのブランドから始まり、1850年代にドイツから米国へ渡ったリーバイ・ストラウスが、金鉱掘りの鉱夫たちのためにテントに用いられる厚手のキャンバス地を使って作った労働着がもとになりました。1880年代にはジーパンの素材がキャンパス地からデニム生地に変わり、世界で最も古いジーンズが生産され「XX(エクストラ・エクシード)」という呼称が使われるようになりました。1890年にロット・ナンバーが導入され、ウェステッド・オーバーオールにあの「501」の番号が与えられます。 そこからは様々なモデルが発表されるとともに俳優などもジーンズを着用し、ファッションとしてのジーンズの地位が確立されていったのです。

リーバイスでホワイトジーンズが発売されたのはだいぶ後になった1961年です。現在手軽に手に入るモデルとしては定番の「501」と細身の「511」となります。

501

リーバイスの大定番モデル。細すぎず太すぎないシルエットにボタンフライ仕様のジーンズです。リーズナブルで手軽に手に入るのはUSAラインの物。少しお尻に余裕を持たせた履きやすい1着です。

  • 8,000~9,000円
  • レングスが選べる
  • 12.5oz

511

人気の高まりが顕著な511はスッキリとしたタイトなシルエットを持ち、ジャストサイズでスキニーとなり、ワンサイズアップでスリムタイプとなります。凹凸感のあるスラブ織りのストレッチデニムを採用し、吸い付くような心地よい感覚が堪らない1本です。

  • 10,000~11,000円
  • ストレッチ素材(コットン99%、ポリウレタン1%)
  • 股上浅め

WARE HOUSE
(ウェアハウス)

1995年に設立された、日本のアメカジブランド。ディテールにこだわったオーセンティックなデニムワークウェアで世界にその名を知られています。「ヴィンテージ古着の忠実な復刻」というテーマを追求しつつ、21世紀にふさわしいデニムスタイルに昇華しています。クラフトマンシップあふれる、拘りあるモノづくりが高く評価されており、縁あって出遭った一着のヴィンテージを、それが生産された時代の背景を考察し、徹底的に研究しています。デッドストックの風合いを出すために酸化剤を用いたデニムなどがその一例であり有名です。

Lot 800 WHITE JEANS

デニムと同じ右綾で織られた生地は、ロープ染色でインディゴに染める前の生成り糸を使用しています。ネップなどのの茶綿もそのまま織りこまれた風合い豊かなヴィンテージホワイト。洗いこむほどに生地の畝が立ち、風合いが増します。真っ白なパンツでは無いので汚れを気にすることなくカジュアルに穿くことができます。

  • 22,000円程度
  • 生成り
  • 股上やや深め
  • 12oz

SUGAR CANE
(シュガーケーン

過去に紹介している、「BUZZ RICKSONS」や「SUN SURF」等を展開している、東洋エンタープライズ社の持つブランドの1つで、1975年に始まりました。デニムやワークのジャンルで比較的ベーシックな物を作っている印象が強いですが、ブランド名にもなっている「サトウキビ」の繊維を使用したジーンズなどの独創的なアイテムも手掛けています。

WHITE DENIM STAR JEANS

大量生産品が蔓延る昨今、その流れに逆行するかのようにアメリカ生産に拘るシュガーケーンの「Made in U.S.A.」シリーズ。その中で本体海外市場向けに作られているSMALL STAR刺繍の入るスタージーンズが、日本に逆輸入されました。股上を浅く、細身のスッキリとしたシルエットに仕上げ、キレイめな格好にもはまります。バックポケット付近にさりげなく刺繍されているスターが、バックスタイルのポイントになっています。

  • 16,000円前後
  • 股上浅め
  • アメリカ製

Or Slow
(オアスロウ)

このブログでは定番となってるブランド。特にデニム系のアイテムでは良い雰囲気の物が多く、かなりの頻度で紹介させていただいています。

107 IVY FIT DENIM

上記105と同じ生地を使用していますが、股上は浅めですっきりとした細身のストレートなラインになっています。フロントはジッパーフライ仕様で右ポケットにはコインポケットを装備し銅製のリベットにはさび加工がされています。

  • 16,000~17,000円
  • 股上浅め
  • 13.5oz

WORKERS
(ワーカーズ)

岡山を拠点にワーク・トラッド・ミリタリーを中心としたメンズウェアメーカー。古着独特の雰囲気を好む当ブランドの代表は、実際の古着を研究し、その製品をが作られていたメーカーや現存する建物にまで足を運び歴史や資料を調べ上げて製品づくりのヒントにしているそうです。

Lot 802 SlimTapered Jeans

素材には米国アプランド綿を使用しています。タテ糸に白、ヨコ糸に生成りを使っているので、真っ白でもなく生成りとも違う良いバランスの色味になっています。洗い込むとヨコ糸の生成り色が抜けてエイジングも楽しめます。

  • 19,000~20,000円
  • 股上浅い
  • 13.75oz
  • コットン100%

JAPAN BLUE JEANS
ジャパンブルージーンズ)

2011年にスタートした、比較的新しいジーンズブランド。「桃太郎ジーンズ」とは親会社が同じなため、兄弟ブランドという関係です。デニム作りの盛んな岡山県児島で生地メーカーとして知られていましたが、海外のデニム生地の展示会で各国のデザイナーにサンプル品を評価されたことにより、サンプル品より拘ったジーンズを作ろうとの思いからブランドがスタートしました。その生い立ちから最初に海外で人気となったブランドであり、それが日本に逆輸入されたような形になっています。シルエットは細見の物が多く、「桃太郎ジーンズ」の無骨な形とは対をなす、都会的なデザインのジーンズです。

Easy Stretch Denim

股上が深く、太ももから膝はタイトで裾に向かって強く絞ったプレップカットカラージーンズ。見た目のシルエットは細身ですが、ゆとりのある股上設定のため穿きやすさ抜群です。ジャストレングス設定は軽快な足元を演出します。生地10ozストレッチデニム落ち着いた表情のムラ糸を使用した程よい厚みのストレッチ素材です。穿きやすく、いつものコーディネートに上品なアクセントとして活用できる風合いです。

  • 12,000~13,000円
  • 股上深め
  • ストレッチ素材(コットン98%、ポリウレタン2%)

BURGUS PLUS
(バーガスプラス)

上野はアメ横にある、老舗ジーンズショップHINOYA(ヒノヤ)のオリジナルブランドです。ここのブランドのジーンズに付いてるフラッシャーには「SINCE 1949」と記載があり、ジーンズショップとしてはかなりの老舗となります。ブランド名の「BURGUS」とは中世ラテン語で城砦・城塞を意味しています。ブランドを一国の城に見立て、更なる進化を目指すためにPLUSを合わせたとのことです。

Lot.770 Standard Selvedge White Denim

ヒップ周りのボリュームと裾の広がりを抑えたストレートフィットのホワイトジーンズです。旧式の力織機で織り上げた証であるセルヴィッチ付きの生地は、ムラ糸のザラついた感触が心地よいです。

  • 15,000~16,000円
  • 股上浅め
  • コットン100%

Ordinary fits
(オーディナリーフィッツ)

2008年に立ち上げられた岡山県児島を拠点とする日本のブランドです。「10年後も着ていたい服」 というコンセプトのもと、気取らない魅力を持ったカジュアルウェアを展開しています。 シンプルでありながら、素材や縫製、ディテールに拘った物作りをしており、数多くの定番アイテムを生み出しています。特にデニムはリジット・加工物共に評判が良く、価格もリーズナブルなので非常におススメです。

5POCKET ANKLE DENIM

毎年半端丈のデニムはリリースしていますが、今季からは丈が少し長くなりくるぶしまでの丈になりました。フロントは、ボタンフライ・コインポケットなどオーソドックスな作りで、バックパッチに「Ordinary fits」のネーム。ロールアップしたときに際立つ赤ミミも目を引きます。

  • 16,000~17,000円
  • 9分丈
  • 2種類の白(グレーがかった白・生成り色)
  • 股上普通

Stan Ray
(スタンレイ)

「Earl's Apparel」という会社のワークウェアライン。同社は「GUNG HO」というウェアブランドも展開しており、兄弟ブランドのような関係です。30年以上にわたってアメリカ製にこだわり続けるブランドで、「COMFORT」「STYLE」「DURABILITY」「QUALITY」「LONGWARING」「EASY CARE」の6つの言葉をコンセプトに今でも質実剛健な作りとリーズナブルな価格で多くの支持を得ています。古着屋さんに行くとペインターパンツの新品が置いてあることがあります。普通のショップでは中々置いてないので、サイズが分かればネットで買うのが簡単だと思います。

PAINTER PANTS

正確にはデニムではなくコットンツイル生地ですが、白色のボトムスはワークアイテムでも定番であるので紹介します。生成りのカラーは清潔感と自然な風合いの良さがあり、季節問わずクリーンな雰囲気を醸し出してくれます。屈強なトリプルステッチやツールポケットなど、ペインターパンツのワークな感じもインディゴの生地よりは和らぎます。汚れやシミが目立ちやすいですが、ワークパンツゆえにそれさえも雰囲気の良さに繋がるのです。