今回はサンダルを紹介しますが、その中でもレザー製のストラップが使われたサンダルを得意とするブランドを紹介したいと思います。ビーチサンダルよりも大人っぽい服に合わせやすく非常に重宝します。革靴やブーツと違って使われているレザーの量が少ないため、比較的安く購入することができます。例えばイタリアにはコストパフォーマンスに優れたサンダルを生産しているブランドが多く存在します。ストラップやトング、タイプに関わらず紹介していきます。
EDER
(エダー)
1983年、南イタリアのモルフェッタという小さな村で誕生したレザーサンダル専門ブランドです。細かな部分まで手作業で緻密に計算されて作られており、さらに自社工場にて企画から生産までを一貫して行っているため、クオリティー・コストパフォーマンス共に非常に優れた魅力的なサンダルを作っています。その拘りは上質のレザーや、細部まで拘った作り、豊富なデザインにそのまま反映されています。
- 13,000~15,000円
- イタリア製
- ラバーソール
MAURO de BARI
(マウロデバーリ)
2009年に誕生したイタリアはプッリャ州バリのサンダルデザイナーおよびブランド。50年以上にわたり、代々レザーサンダルを生産してきたデビルシューズ社(De.Vi.L. Shoes)から2009年春夏シーズンにデビューしました。独自の工程を採用した「トゥファート・サンダル」のみの生産に集中することで、迅速かつ手作業の良さを十二分に反映した物づくりが可能であり、ゆえに日々品質の向上に努めることができるのです。
- 15,000~22,000円
- イタリア製
- ラバーソール
ITALO CARLI
(イタロカルリ)
1975年の創業以来、イタリアのトスカーナ地方でレザーサンダルのみを作り続けているサンダル専門のメーカー。使用しているバケッタレザーは、トスカーナ地方独自の手法でなめされ、ソフトな素材感と高級感のある飴色の光沢を併せ持つ独特の風合いのレザーなのです。IL BISONTE、COACHをはじめとする多くのブランドやショップのオリジナルサンダルを手がけるなど、顧客からの信頼も高く 、その美しいフォルムは性別年齢を問わず多くの人々に愛されています。
- 16,000~22,000円
- イタリア製
- ラバーソール
Jerusalem Sandals
(エルサレムサンダル)
2010年、アメリカ・カリフォルニア州のヴェニスビーチカリフォルニアでスタートしたブランド。天然皮革を使用したサンダルをメインに製造しており、職人の手作りで作られるアイテムは独特な風合いを持ち、大量生産品では表現することのできない味を生み出しています。主な生産国であるイスラエル・エルサレムをブランドネームとし、そこから得たインスピレーションをもとにアイテムに落とし込んでいます。洗練されたデザインとカラーの豊富さ、そしてラクダのブランドロゴが目を引く近年注目のブランドです。
- 7,000~15,000円
- イスラエル製
- 価格: 14220 円
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KIWI SANDAL
(キウィサンダル)
1963年にLee Risler氏により設立されたハンドクラフトによるレザーサンダルブランド。ハンドクラフトに拘り、最高級のレザーアッパーに鼻緒、土踏まずのアーチと高いクッション性のあるビブラムソールを組み合わせ、シンプルでありながらこだわりが詰まったサンダルを作っています。
- 6,000~8,000円
- アメリカ製
- ビブラム製ラバーソール
duckfeet
(ダックフィート)
1975年にデンマークのスケアベックという町で設立されたブランド。地球環境に配慮し、生産及びリサイクルに際して地球に優しい天然素材の使用を徹底。使い捨ての大量生産体制ではなく、いいものをリペアしながら大切に、永く愛用していくことを推奨しています。独特の「アヒル足」シルエットに、美しいベジタブルタンニングレザー、機能性を重視したディティール、北欧らしいナチュラルで素朴なデザインのアイテムを展開しています。
- 14,000~15,000円
- デンマーク製
- クレープソール
BIRKENSTOCK
(ビルケンシュトック)
1774年、ヨハネス・アダム・ビルケンシュトックが靴ブランドとして「ビルケンシュトック」を設立。現在ではサンダルが有名ですが、元は靴のブランドでした。100年以上も前から人間工学に基づいた靴作りを行い、フィット感や歩いたときの追従性、吸湿性などを徹底的に追及した形状の靴を構築しました。踵からつま先にいくにつれ幅広になっていく、当時としてはユニークなデザインが特徴で、靴にファッション要素を求める人たちには受け入れ難いところがあったが、医学的観点からは大絶賛を受けることになり、現在でも健康概念を根底に置いた商品展開を行っています。
合成皮革モデルは6,000~7,000円程度ですが、レザーモデルは16,000~となります。
- 足の形に沿ったヘッドフット
- ドイツ製
THE SANDALMAN
(サンダルマン)
ハワイ出身のパット&スコット兄弟によって、1976年にカリフォルニアのニューポートビーチで創業されたサンダルブランド。元々は地元のサーファーの仲間内だけのオーダーメイドでしたが、その突出した履き心地の良さが評判を呼び、西海岸を代表するプレミアムサンダルブランドとしての地位を確立しました。硬さの異なる3層のソールにアーチサポートによる抜群のフィット感、ぽってりとした独特のボリュームとフォルムが人気を呼んだ他にはないサンダルです。
- 25,000~33,000円
- アメリカ製
- ビブラム製ソール
RAINBOW SANDALS
(レインボーサンダル)
1975年に南カリフォルニアのサーフタウンである、サンクレメンテで誕生したサンダルブランド。創業者のJ.R.Longley氏がビーチに捨てられたサンダルを見つけて、「丈夫で長持ちするサンダルがあればビーチが汚れないのでは? 」と思い立った事がブランドの始まりと言われています。職人がハンドメイドで仕上げているレザーサンダルは、履き心地・耐久性に優れていて、履けば履くほど自分の足にフィットし、多くのサーファーから愛されています。鼻緒の部分はパラシュートを作る糸でステッチがされ、2000ポンド(約900キログラム)の重さにも耐えられる頑丈な作りとなっており、その耐久性はさることながらデザインとしても優秀なポイントになっています。
- 7,000~9,000円
- 8色展開
- アメリカor中国製
ISLAND Slipper
(アイランドスリッパ)
1946年創業のハワイのサンダルメーカーです。 デザインから製造まで、すべての工程をハワイで行っている数少ないメーカーです。始まりは日本からの移民である本永武蔵が古代ハワイの履物と日本の草履を参考に製作した西洋のスリッパでした。そのスリッパをもとに、息子のエドワード・モトナガ氏がホノルルのカカアコ地区にサンダル工場を立ち上げ、この年が創立元年となっています。最初はわずか従業員5名からのスタートでしたが、間もなく米国本土で発売され、以降はカラフルなサンダル等も製作して着実に人気を得ていきました。
- 17,000~18,000円
- 8色展開
- アメリカ製
Browns Sandal
(ブラウンズサンダル)
カリフォルニア州モハビ砂漠で作られるハンドクラフトのレザーサンダル。先代より受け継がれたアナログな製法、原始的なデザインに拘り、ソールにはグリップ・クッション性に優れたビブラムソールを採用しています。ストラップのジョイント部分はリベットでしっかり補強されているので、頑丈で長持ちです。ハンドメイドゆえに大量生産は難しいため、カリフォルニアでは「幻のレザーサンダル」として根強い人気を集めています。
- 24,000~25,000円
- アメリカ製
- ビブラムソール
FEEL GOODZ
(フィールグッズ)
2007年に誕生したアメリカのビーチサンダルブランド。ニューオーリンズ出身のカイル・バーナーが、バックパッカーとして訪れたタイの村に英語教師として居着いたとき、人生を変えるビーチサンダルに出会ったことが始まりです。「タイで一番快適なビーチサンダル」と謳われたそのサンダルを履いた時の感激が忘れられず、その幻のサンダルの製造元を探し出し、アメリカへ戻るや小さなサンダルメーカーを設立しました。そのサンダルは、南国の明るさとタイ原産のやわらかい天然ゴムでアメリカ南部の人たちを魅了し続けています。
ここのレザーサンダルは見た目のデザインは至ってシンプルながら、高級感のある上質なレザーを使用しており、抜群の経年変化が期待できます。縫製も丁寧で、ミッドソールはかなり分厚いウレタン素材を使用している為、サンダルとは思えないほどのクッション性を備えています。アウトソールは、「FEEL GOODZ」の頭文字である「F」と「G」を使用したモノグラムデザインで溝が作られているというさりげないポイントが隠されています。
- 9,000~10,000円
- タイ製
UGG Australia
(アグオーストラリア)
1978年、オーストラリア出身のブライアン・スミスが、シープスキンのブーツをアメリカへ持ち込み販売したのが始まりとなったブランド。ニューヨークではあまり評判になりませんでしたが、カリフォルニアのサーファーたちに向けて販売することで人気を博し、翌79年に「UGG Australia」を設立しました。ムートンブーツが非常に有名なブランドですが、サンダル・シューズ・ニットウェア・バッグなど幅広く展開しています。
- 9,000~11,000円