KASHIWAYA Writing Club

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ダウンベストの定番・おすすめブランド 14選

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今回はダウンベストの紹介です。非常に防寒性に優れるダウンジャケットですが、アウトドアなどでアクティブに活動する際は、腕までかさ張るダウンの入ったジャケットは動きにくい物でした。そこで腕部分を取っ払ったダウンベストが誕生したと言われています。腕部分がないので真冬はさすがに厳しいものがありますが、春秋の寒暖差が激しい時は温度調整に役立ちます。また、レイヤードスタイルを楽しむこともできるので人気の高いアウターの1つです。

Crescent Down Works
(クレセントダウンワークス)

1974年にアメリカ・シアトルで設立されたブランド。カスタムオーダーのダウンベストメーカーとしてスタートしましたが、現在ではダウン製品の全てのラインをプロデュースしています。ハンドメイドによる高い品質と、クラシックなスタイルが人気です。

ITALIAN VEST

シェルに60/40クロスを採用したレトロアウトドアなダウンベスト。650フィルパワーの高級グースダウン採用で、暖かい上に非常に軽く仕上がっています。裾にはギャザーが入っており、絶妙なフィット感と綺麗なシルエットを生み出します。クレセントの証とも言える前立てのスナップボタンの補強レザーも健在、アクセントになっています。

  • 45,000~50,000円
  • 4色展開
  • アメリカ製

PENFIELD
ペンフィールド

1975年にアメリカ・ニューイングランド地方マサチューセッツ州ボストンにて設立されたスポーツウェアブランド。ニューイングランドの厳しい気候に耐えるために作られた高品質なダウンウェア・フリースアイテム・アウターウェアで有名です。当ブランドで使用される「プレミアムダウン」とは550フィルパワー(80%ダウン/ 20%フェザー)を誇る高級素材ダウンフェザーのことを言います。ブランドの創立者ハーヴィー・グロスは、60年代前半より2つの大手企業の管理職としてメンズアウターの分野で活躍していました。ロゴマークの「P」の中に熊が入っているのは、ダウン製品の暖かさと快適さに加えて自然への優しさを表現しているのです。

PELAM LEATHER YOKE DOWN VEST

ボディに60/40クロスを採用し、肩部分のヨークをアクセントにした定番のデザインです。ダウンが薄めなので、パーカーやシャツとのレイヤードスタイルがかさ張らずに楽しめます。

  • 29,000~30,000円
  • 2色展開

SIERRA DESIGNS
(シェラデザインズ)

1965年、アメリカ・カリフォルニアで創業したアウトドアブランド。60/40クロスを使ったマウンテンパーカーが非常に有名です。レトロアウトドアの分野ではなくてはならないブランドと言えるでしょう。

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60/40クロスを表地に使用したダウンベスト。普通のダウンベストと違い格子状に縫い目が入っており、外付けのポケットと相まってよりカジュアルな印象を与えます。550フィルパワーのダウン85%と偏りを防ぐために配合したフェザー15%の絶妙な組み合わせは、高い保温性と軽量性を伏せ持ちます。秋や春先のアウターとして、厳冬期のミドルレイヤーとして、3シーズンフル活用ができる優れ物で、シンプルなシルエットとカラーリングがタウンユーザーにも好評です。

  • 23,000~24,000円
  • 7色展開

SUGAR CANE
(シュガーケーン

1975年に始まった、アメカジを語る上では外せない会社である東洋エンタープライズ社の持つブランドの1つです。デニムやワークのジャンルで比較的ベーシックな物を作っている印象が強いですが、ブランド名にもなっている「サトウキビ」の繊維を使用したジーンズなどの独創的なアイテムも手掛けています。

LEATHER YOKE DOWN VEST

毎年の定番モデルとなっており、安定した人気を誇るダウンベスト。1970年代の物を参考に作られており、狩猟の際に担いだライフルによって肩の部分が擦り切れないように、レザーの補強がなされています。その他のボディ部分は定番の60/40クロスを使用、程よい厚みでスッキリとしたシルエットに仕上がっているので、野暮ったいシルエットになりません。

  • 30,000~31,000円
  • 8色展開

HOUSTON
(ヒューストン)

1972年に誕生したブランド。ネルシャツの回で既に紹介してあります。日本で初めてオリジナルのフライトジャケットを生み出し、その後も数々の国内製ミリタリー商品を製造しています。1974年に発表した「M-51 PARKA」は人気テレビドラマ「踊る大捜査線」で織田裕二さんが衣装として着用し、ヒットになりました。比較的安価に軍用品のレプリカを展開していることもあり、古着屋さんに置いてあるのをよく見かけますね。

MONTREAL VEST

中綿にダウンの1.5~2倍の保温機能があるとされる「Thinsulate(シンサレート)」を使用し、表地には多重に重ねられたマットなナイロン素材を使用することで、通常のナイロンより防風・撥水性を実現しています。デザインはユーロミリタリーのタクティカルスモッグのデザインを取り入れ、ボタンはパラシュートボタンを採用しています。

  • 20,000~21,000円
  • 6色展開

MOUNTAIN DOWN VEST

定番デザインであるレザーヨークが付けられたダウンベスト。程よい厚みと着丈で、変にボリュームの出てしまうこともなく、さらに馴染みやすいカラー展開なので非常に使い勝手のよい商品になっています。

  • 25,000~26,000円
  • 4色展開

FIDELITY
(フィデリティ)

1941年にボストンで創業したブランド。米海軍用のミルスペックウェアを制作するなど、由緒ある歴史を持っています。優れた素材を厳選し、ボストンの自社工場で全ての生産を行い「Made in USA」に強い誇りとこだわりを持っているようです。高品質かつリーズナブルな商品が多く、Pコート・ダッフルコートなどのアウターに人気があります。

REVERSIBLE DOWN VEST

表地は肌触りの良い上質ウール、裏地はカジュアル過ぎないマッドなナイロン素材になっており、2パターンの着こなしが楽しめるダウンベスト。シルエットはダウンベストのモコモコとした感じがないスリムな印象です。中に封入されているダウンは650フィルパワーの物で、十分な保温力を確保することができます。

  • 21,000~22,000円
  • 4色展開

Rocky Mountain FeatherBed
(ロッキーマウンテンフェザーベッド)

1960年代後半、アメリカはワイオミング州ジャクソンホールで設立されたブランド。継ぎ目の無い一枚革を使ったウエスタンヨークをアイコンとしたカウボーイ向けのダウンベストが非常に有名です。様々なブランドとコラボし、毎年多くのデザインが生み出されます。1980年後半にはブランドが終わってしまい、ファンの間でプレミア価格で取引されていました。これが幻のアウトドアブランドと呼ばれる所以ですが、2005年に「35サマーズ社」が復活させます。

Christy Vest

肩にレザーヨークが付いたデザインのダウンベストで最も有名なモデル。毎年大人気の商品ですぐに売り切れてしまいます。フロントのポケットは隠しポケット付きの二層構造になっており、隠しポケットにはマジックテープがついています。中綿には650フィルパワーを誇るポーランド産の高級ホワイトグースダウンを襟までふんだんに使用しています。襟はムートン生地を使用しているモデルもあり、こちらの方は見た目にも温かい印象を受けます。

  • 50,000~55,000円
  • 5色展開
  • 日本製

CANADA GOOSE
(カナダグース)

1957年にカナダ北東部トロントで、サム・ティック氏により設立されたメトロスポーツ社のダウンレーベル。国土の多くが北極圏にあるカナダにおいて、50年以上に渡りその厳しい条件に耐えうる高品質なダウンウエアを提供してきました。南極探検隊やエベレスト登山隊・北極圏の山岳レスキューなど、極寒状況下で活躍する多くのプロフェッショナル達がカナダグースの製品を身に着けている事からも、そのクオリティーの高さが伺えます。

FREESTYLE VEST

無駄を省いたシンプルかつベーシックな作りのダウンベスト。胸のロゴマークがポイントになっています。フロントはジップ+スナップボタンのストームフラップで、風の進入をシャットアウトします。中綿は650フィルパワーのダウンを使用し、表地は高い耐久性と撥水性を併せ持つシェル素材「アークティックテック」を使用しています。

  • 52,000~55,000円
  • 6色展開
  • カナダ製

NANGA
(ナンガ)

1941年に現社長の祖父が始めた横田縫製が前身で、当時は布団や敷布団などの加工を行っている会社でした。大手寝袋メーカーの下請けとして仕事を受けた後、その技術と羽毛への深い知識を基に寝袋のメーカーへと生まれ変わって行きました。下請けとしての限界を感じた二代目の社長がメーカーとしての独立と独自ブランドの立ち上げを決断し、1995年に社名を現在のナンガに変更。8000m峰で屈指の難易度を持ち、大量の死傷者を出していたナンガ・パルバット峰の名を冠することで困難に立ち向かう決意を込めたと言われています。現在は主力の羽毛寝袋の他にダウンジャケットなどの衣料品を手掛けています。

ダウンベストは主にアウターの中に着るインナーダウンを得意としており、アウターとしてのダウンベストは別注による生産が多いです。

MAZENO RIDGE VEST

ダウンを80g内蔵した、アウター感覚で着用出来る日本製ダウンベスト。表地には薄手ながら高密度に織られ、撥水性・引き裂きなどの耐久性にも優れるリップストップナイロン地を採用。 核となるダウンはヨーロッパ産のホワイトダックダウンが使用され、街着からアウトドアにまで対応出来る760フィルパワーのかさ高性を実現し、高い保温性とエアリーな着心地を両立しています。 防風性の高いスタンドカラー仕様でアームホール・裾部分には伸縮性の高いゴムを内蔵し、外気の吹き込みを防ぎます。 胸ポケットの配色がアクセントとなり、テクニカルな作り込みにフワッと軽い着心地が魅力の一着です。

  • 37,000~38,000円
  • 2色展開

Patagonia
パタゴニア

マウンテンパーカーの回で紹介した、アメリカのアウトドアブランド。クライマーでもあったイヴォン・シュイナードが1965年に設立しました。環境問題に積極的に取り組んでおり、オーガニックコットンを使用するなど、地球環境にも人にも優しい製品を生み出しています。

BIVY DOWN VEST

アウトドアでの使用に適した耐久性撥水加工済みの丈夫でしなやかなナイロン製シェルに、100%トレーサブル・ダウン(強制給餌や生きたまま羽毛採取を行われた鳥のダウンでないと追跡可能であること)を封入し、それは600フィルパワーと測定されています。肩部分に切り替えの入ったデザインで、パタゴニアらしいレトロな色使いが特徴です。

THE NORTH FACE
(ザ・ノースフェイス)

1968年にサンフランシスコで創業した、世界的に有名なアウトドアブランド。厳しい環境においてもファッション性まで取り入れられるアイテムを次々に生み出しました。

NUPTSE DOWN VEST

胸にブランドロゴのみがデザインされたダウンベスト。中綿に採用されるグースダウンは、最上級クラスの700フィルパワー。膨らむ力が強く、空気の層を最大限に確保できる為、極めて高い保温性を誇ります。表地は、極細の50デニールナイロンを高密度かつフラットに織り上げた機能素材で、ダウン漏れが無く、軽量ながらも外気をしっかりシャットアウトします。モデル名のヌプシとはヒマラヤ山脈7861mの山でエベレストの西峰をそう呼びます。

CAMP SIERRA VEST

タウンユースを意識したコーディネートしやすいダウンベスト。中綿には650フィルパワーのダウンを使用し、表地には撥水加工を施したナイロン生地を使っています。フードは脱着可能なため様々なコーディネートに対応できます。

  • 33,000~35,000円
  • 3色展開

FEATHERED FRIENDS
(フェザードフレンズ)

1972年にアメリカはシアトルで誕生したブランド。最高級ダウンを使用した寝袋・パーカー・ジャケットを造り続けています。ブランドは創業当初と同じメンバーによって所有され、工場は今日に至るまでシアトルにあります。当ブランドのデザイン哲学は、最も良いシェルを使用し、最高のダウンをシェルに詰め込む事という単純明快な思想の基に作られています。工場での商品の生産は、製造の一部始終をスタッフが把握し、コントロールできる生産背景を持っています。

HELIOS VEST

当ブランドを代表するダウンベストのモデル。中綿に非常に高品質な850フィルパワーのダウンを使用し、表地には高い耐水性を持つ「Pertex Endurance」を採用しています。アームホールや裾には、風が侵入しにくいように、伸縮性のあるバインディングが施され高い保温性を保てるようなになっています。また、スタッフバックが付属しており、コンパクトに収納可能なため、急な温度変化があるキャンプに持っていくなどの使い方ができます。

  • 38,000~40,000円
  • 5色展開
  • フード付きのモデルもある

DUVETICA
(デュベディカ)

イタリア・ベニス近郊のモリアーノベネトで2002年にスタートしたブランド。創業者で社長のジャンピエロ・バリアーノは、もともとダウンジャケットで有名なモンクレールの社長として活躍後、2002年に独立しこのブランドを立ち上げた。ブランド名の由来は、フランス語でダウンの意味がある「デュベ(DUVET)」と、イタリア語で倫理・道徳を意味する「エティカ(ETICA)」を組み合わせた造語から来ています。ダウン素材は、ペリゴールを中心とした南仏地方で最高級のフォアグラ用に飼育されている「グレーグース」のダウンから、最も上質な部分だけを使用しています。縫製も欧州内で最高レベルの技術が保証された工場を選択しており、ブランド設立からまもなく人気が出て、日本でもダウンウェアの人気ブランドとなりました。

ARISTEO

フード付きのショート丈ダウンベスト。表面にシャイニングナイロンという素材を使用しており、強い光沢感が特徴です。かなりファッション性の強い見た目をしていますが、使用しているダウンは原羽毛からわずか15%しか生産できない極めて貴重な物である上に、ジップはフードの端まで閉められ、アームホールは伸縮素材が施されているため、非常に温かい優れたアウターとなっています。

TATRAS
(タトラス)

イタリア・ミラノを拠点としたファッションブランド。2007年、イタリア・ポーランド・そして日本の会社のコラボレーションによって誕生しました。ロゴマークの3つの十字架は「elegance(エレガンス)」「practicality(実用的)」「exclusivity(エクスクルーシヴ)」を表現しているそうです。代表アイテムはダウンウェアで、ポーランドの歴史のある上質な素材として知られるホワイトグースダウン(最高純度のダウン95%、フェザー5%)を使用しています。

シルク混のウール地を使用したダウンベストが主力商品です。シルエットはどれもタイトにできており、モデルによりますが着丈は程よく長めにとられています。取り外し可能なフードが付いており、ネック部分はマフラーがいらない程高く設定されています。ロロピアーナ製の生地を使用していたり、ハンドペイント風の総柄があしらわれていたりと、凝ったデザインの物が多く見受けられます。

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