所有している靴を少しずつ紹介していきたいと思います。まずは一番使いまわせて万能な「HATHORN」のブーツです。
購入まで
経緯
私はもうすぐ30歳になりますが、大学生の頃から沢山のブーツを買ってきました。古着が好きだっとのとバイクに乗っていたこともあり、それと馴染みの良いブーツ、例えば「REDWING」のエンジニアブーツ、「Danner」のマウンテンライト、「Dr.Martens」の8ホール、「PISTOLERO」のエンジニアブーツ、その他古着屋等で買ったブランド不明のブーツなど、多くのブーツを購入しそして手放してきました。途中で飽きてしまうこともありましたが、特にエンジニアブーツなどは普段のファッションと合わせるには融通が利かなかったり、保管場所に困ったり、困ることも多かったです。格好良いのは間違いないのですが。そのような経験はありましたが、社会人になっても、デニムと相性が良くボリュームのある靴を探していました。今度は脱ぎ履きがしやすく、色々なコーディネートに合わせやすいものが良いと思っていました。そこで出会ったのが「HATHORN」というブランドでした。
HATHORN について
あまり聞きなれないブランドだと思います。ブーツのブランドと言えば、「REDWING」「CHIPPEWA」「Danner」「WESCO」などが有名ですが、KING OF BOOTSとして名高い「WHITE'S BOOTS」というブランドもありますね。「HATHORN」はそのセカンドライン的な位置づけのブランドです。製作工程の一部を簡素化する事でコストダウンを実現し、割とリーズナブルな価格設定になっています。同工場で生産されていることもあり、「WHITE'S BOOTS」とそこまで大きな差はないように感じます感じます。
購入モデル
「OXFORD 104NWC」というモデルです。このブランドでは定番となっているモデルですが、ステッチとアイレット以外が黒で統一されているカラーを選びました。デニム・チノパン・軍パンなど、カジュアルであれば何にでも合わせられるブーツだと思いました。アッパーには分厚いレザーが使用されており、履き始めはかなり固く靴擦れにもなりました。
購入場所
楽天市場のクラウド・シューカンパニーで購入しました。購入したのは2017年12月で、当時セールにかかっていたかどうか失念しましたが、購入価格は43,445円(税抜)でした。今ではかなり値上がりしているようですね。
サイズ
今までブーツ類(REDWING・Danner・Dr.Martens)は大体US9のサイズで購入していましたので、こちらもそのサイズにしました。多少ゆるいですが、中敷きを入れなくても問題なく履けています。
詳細データ
ブランド | HATHORN |
型式 | OXFORD 104NWC |
ソール | vibram #2021 |
製法 | グッドイヤーウェルト製法 |
色 | ブラック |
革 | オイルドレザー(牛革) |
アイレット | ニッケル製 |
ウィズ | E |
サイズ | US9 |
生産国 | アメリカ |
価格 | 43,445円(税抜) |
画像
前述の通り2017年12月の購入で、写真が2020年9月頃のものなので、2年9ヶ月くらい着用した状態です。週1回程度着用し、夏の間は全く履いていないので50回程度の着用かと思います。
まずは正面からです。トゥ部分のソールが結構削れています。特に気を付けてはいないのですが、深い傷は付いていないようで安心です。ワークブーツなので多少の擦れ・傷は味と捉えてしまえば気も楽です。
アップです。私が所有している靴の中では一番まともな皺の入り方な気がします。ルーズフィットかつ革が分厚いので深く入らないのでしょうか。手入れは3ヶ月に1回くらいの頻度でマスタングペーストを塗っています。
次にサイドから。アメリカ製なので各所の縫製に雑な部分があると覚悟していましたが、この個体はとてもキレイに仕上げられていると思います。
ヒール部分です。ものすごい勢いでソールが削れていきました。私の歩き方の問題もありますが、このタイプのソールは削れやすいですね。
履き口部分です。革が2重になっており、非常に固く、最初は苦労します。慣れてくるとこの厚さが足を守ってくれている感じがして頼もしい限りです。
おわりに
この高さのショートブーツは非常に使いやすいと思います。デザインも流行り廃りのないシンプルなもので、作りも非常にしっかりしているので、ソールを替えながら長い間履いていきたいです。また3年後くらいにレビューしたいと思います。