次は「Danner」のマウンテンブーツを紹介します。こちらもかなり使いまわせるデザインでカジュアルには万能だと思います。
購入まで
経緯
「Danner」というブランドには看板とも言うべきモデルがいくつかあります。まず「Danner Light(ダナーライト)」、そして「Mountain Light(マウンテンライト)」、他にもポストマンやチャッカなどがあります。
その内マウンテンライトについては、2010年頃古着屋さんに寄った際、2万円半ばで新品が売られていたので衝動買いをしました。しかし左右の革質が全く違い、気に入らない皺の入り方をしたため手放してしまいました。かなりボリュームがあるブーツでしたが、合わせやすくデザインは好きだっただけに残念でした。
いつか雑誌のスナップで見た、エイジングしたダナーライトの格好良さがずっと脳裏に焼き付いていました。ところが、ダナーライトは6万円前後まで値上がりしており、昔はネットで3万円強だった記憶もあって、購入するのをためらっていました。そんな時に新モデルとして発売されたのが「Danner Field(ダナーフィールド)」でした。
Danner Fieldについて
言ってしまえばダナーライトの廉価版です。1番違うのは何といっても価格で、ダナーライトが55,000円(税抜)に対し、ダナーフィールドはなんと25,000円(税抜)です。細かな違いとしては、シューレースホール・金属プレートの有無・レザー刻印の位置・タグのデザイン・GORE-TEXブーティの作りなどで、レザーやナイロン部分・ソールなどは同一のものが使用されています。生産国がアメリカからベトナムに変更になったことで大きなコストダウンに成功し、半額以下の価格を実現しました。見た目には若干の違いがあるものの、ほとんど同じと言っても過言ではない出来となっています。
購入カラー
ダナーフィールドには3色のカラー展開がありますが、私はダナーライトの1番有名なカラーと同じ「DARK BROWN/BEIGE」を選びました。付属の靴紐はブラウン単色なので、イエローとブラウンのストライプのものを追加で購入しました。
購入場所
楽天市場の オマケ des shoes and bag で購入しました。購入したのは2019年12月で、価格は25,000円(税抜)でした。
ちなみに靴紐の方は300円(税抜)程度でした。
サイズ
昔マウンテンライトを履いていたときと同じサイズのUS9にしました。かなり足にフィットして歩きやすいです。ちなみにREDWING・HATHORN・Dr.Martens等もUS9で履いていました。
詳細データ
ブランド | Danner |
型式 | Danner Field D121003 |
ソール | vibram #148 |
製法 | ダナー式ステッチダウン製法 |
色 | DARK BROWN/BEIGE |
革 | フルグレイン防水レザー |
ウィズ | 2E |
サイズ | US9 |
生産国 | ベトナム |
価格 | 25,000円(税抜) |
画像
購入したのは2019年12月で、この写真を撮ったのが2020年8月頃のものです。夏の間は履いていないので、実質半年くらい、週1回履いたとして20~30回位着用した状態の画像です。
トゥ部分のアップですが、まだそこまで皺が入っていないように見えます。左右で若干革質の違いがあり、個人的に萎えるポイントですが今のところ許せる範囲かなと思います。
サイドからです。子供と公園へ遊びに行くときに履いていたので、ソールの砂汚れ目立ちます。革靴のように大事に大事に履く靴ではないと思っているので、砂や土で汚れたら水をかけてブラシでゴシゴシこすっています。そのための防水レザー・GORE-TEXだと思います。一度だけマスタングペーストを塗りましたが、レザーに防水加工されているので、オイルが浸透しているのかは不明です。
サイドのアップです。タグはダナーライトと違って「GORE-TEX」のものが付いています。ブランドロゴの刻印もかかとの側面にあります。特に気を付けていませんが、ナイロン部分は汚れがないようです。少し皺が入り始めてきました。
後ろからの写真です。かかとの内側に少し擦れができてしまったでしょうか。ソールは少しずつ削れてきました。クレープソールに比べると全然頑丈です。
ベロ裏の製品情報です。アッパーとライニングどちらも革のようです。廉価版だと見えないところには人工皮革というパターンもありうるので安心しました。
おわりに
ダナーライトはずっと憧れのブーツでした。日常使いに十分なスペックで、ほぼ同じデザインかつリーズナブルなブーツと出会えてとても嬉しいです。デニムやチノパンとの相性も良く、スニーカーのような履き心地なので、これからも気負わずにガンガン履いていきたいと思います。何年か経ったらまたレビューしたいと思います。