KASHIWAYA Writing Club

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ラガーシャツの定番・おすすめブランド 8選

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今回紹介するのはラガーシャツです。ラガーとはラグビーの俗称で、ラグビーのユニフォームで用いられるプルオーバー型シャツのことです。ハードなスポーツに耐えられるように丈夫なつくりになっており、デザインはポロシャツに似ていますが、襟の部分が織物になっており、身頃も肉厚な素材を使っているのが特徴です。2019年ラグビーW杯から再燃したラグビーブームも助けて、再注目されているアイテムです。

BARBARIAN
(バーバリアン)

1981年、ビル・ハートルによってカナダのブリティッシュコロンビア州で創業されたラグビーウェアブランド。最高品質のラグビーシャツを作るため、カナダの市場に出ている全てラグビーシャツを分解し、製品の品質を徹底的に調査しました。デザイン・カラー・縫製などあらゆる角度から調べ上げ、その結果が製品に生かされています。同社のラグビーシャツの高いクオリティや美しいデザインはラグビーシーンだけに留まらず、現在ではファッション史にも名を刻む名品、また定番品として広く認知されています。

Classic Rugby Shirt

当ブランドの定番モデル。12オンスというヘビーなコットンジャージーは、北米産の上質なコットンのみを使っており、着心地は抜群です。襟は8オンスのコットンツイル2枚仕立てで、ネック周りを同じく8オンスのヘリンボーン生地でパイピング補強しています。割れる事がなく、プレイヤーを傷つけないラバー製ボタンも大きな特徴です。他にも各所に補強が施されています。

  • 11,000~13,000円
  • 様々なボーダー柄または無地
  • 長袖

Light Weight Rugby Shirt

カジュアルシリーズより、タウンユース向けに開発された従来の生地よりもライトオンスの素材を使用したラグビーシャツ。これまでの定番素材であった12オンスの生地と同じ糸を使いながらも重量を約30%軽くした8オンスのライトウエイトコットンです。

  • 11,000~12,000円
  • 様々なボーダー柄
  • 半袖

canterbury
カンタベリー

1904年、ニュージーランドカンタベリーにて創業したスポーツウェアブランド。「ラグビーの歴史はカンタベリーの歴史でもある」と言われるくらい、ラグビーというスポーツと共に歴史を歩んできたブランドです。ロゴマークは3羽のキーウィが横に並んだ形となっています。世界で最もタフな活動着を創ることに信念を掲げ、名品と呼ばれる「ラグビージャージー」が誕生しました。その品質はラグビー大国ニュージーランドで認められ、1925年から1999年まで74年間にわたりラグビーニュージーランド代表公式サプライヤーを、1997年からはラグビー日本代表の公式サプライヤーを務めています。

RUGBY JERSEY

ニュージーランドで生まれたディティールを継承しつつ、ウールで作られていたボディをコットン60%/ポリエステル40%のブレンド系ニッティング素材「RUGGER LOOP」に進化させた当ブランドの定番モデル。ラグビーの母国イングランドで使われてきた比翼仕立ての前立てや、接ぎ目のない筒編み仕様のカフス、裾スリットのバータックなど、カンタベリーアイデンティティーが詰まったアイテムとなっています。

  • 9,000~10,000円
  • 様々なボーダー柄または無地

Polo by Ralph Lauren
(ポロバイラルフローレン)

世界的に有名なアメリカントラディショナルブランド。胸に施されたポニーのワンポイント刺繍はおなじみです。purple lableなどの高級ラインも存在しますが、定番カジュアルラインのこちらをおすすめします。

左胸にポニーマークが入ったボーダー柄のラガーシャツが定番。ポニーマークの他にも、ワッペンやブランドロゴを大きくあしらったデザインもあります。大人用には「Classic Fit」や「Custom Slim Fit」というようにシルエットの違いがあり、大人用が大きい方にはBoy'sサイズもあります。

  • 11,000~12,000円
  • 様々なボーダー柄または無地

ROY POWLEY
(ロイポーリー)

イギリスMedallion社のラグビージャージの生産に長く携わったロイポーリーによって創業されたラガーシャツメーカー。Medallion社から特注の編み機を買取り、今もノッティンガムの工場でラグビーシャツの生産を行い、イギリスやドイツの学校にユニフォームやスポーツウェアを提供しています。

経年変化が楽しめるヘビーオンスの天竺を使用したラガーシャツは、襟にツイル地を合わせたシンプルながら存在感ある1枚です。ボタンはラバー製なので本格的要素も持ち合わせていながら、カジュアルな着こなしが楽しめます。

  • 14,000~15,000円
  • ボーダー柄

Champion
(チャンピオン)

1919年にアメリカ・ニューヨーク州ロチェスターで誕生したアメリカを代表するスポーツアパレルブランド。代名詞ともいえる「スウェットシャツ」は優れた運動性能と耐久性を誇り、米軍学校の訓練用のウェアにも採用されました。プロアスリート達にも認められたその品質は、やがてカジュアルウェアとしても人気になり、全幅の信頼を獲得してきました。洗濯による縮みを防ぐための仕様である「リバースウィーブ」はとても有名です。

当ブランドのラガーシャツは本格仕様というよりは、ある程度トレンドに合わせた商品展開をしているように思えます。メンズのみならず、ビッグサイズのレディースやキッズサイズもあるようです。

  • 10,000円~

BEN DAVIS
(ベンデイビス

1935年にアメリカ・カリフォルニア州サンフランシスコで創業したワークウェアブランド。創業者であるベンジャミン・フランクリンデイビスの祖父ジェイコブ・デイビスは、ワークパンツに欠かせないリベット付きのポケットを生み出した人物で、リーバイ・ストラウスと共同出資でポケット・リベットの特許をとった人物としても有名でした。周知のとおり、その技術はのちにジーンズの歴史に重要な役割を果たすことになります。また、ブランドのロゴは微笑んでいるゴリラですが、これはXLARGEのロゴに影響を与えたと言われています。ベンデイビスは広告を全く出しませんでしたが、西海岸のヒップホップカルチャー、特にメキシコ系アメリカ人の間で人気があります。

左胸のゴリラキャラクターのミニイラスト刺繍がアクセントのラガーシャツは、ワイドシルエットデザインでラフめに着こなせるトレンド感あるサイジングです。裾部分のゴリラアイコンのブランドタグがポイントになっており、アメカジやストリートスタイルに取り入れやすいアイテムです。

  • 5,000~6,000円
  • 無地

L.L Bean
(エルエルビーン

1912年にレオン・レオンウッド・ビーンが設立したアメリカ・メイン州のアウトドアブランド。ハンティングブーツやトートバッグが有名です。最初はハンティングブーツ(アッパー素材がレザーで底がゴム)を製造し、ハンターに対して売っていました。最初の注文は100足、そのうちの90足が革とゴムの縫い目がほどけてゴムが剥がれ、不良品として返品されました。初めての客に誠意を示すため、全ての客に返金をしました。これが今でも受け継がれいる無条件、無期限返品のL.L.Beanのポリシーの1つとなっているのです。

L.L.Beanのラガーシャツは古着屋さんでよく見かけることができます。古着ならではの色褪せた風合いやデザインが、今売られているブランドにはない雰囲気を纏っています。

  • 5,000円~

THE NORTH FACE
(ザ・ノースフェイス)

1968年にサンフランシスコで創業したアウトドアブランド。当初小さなメーカーでしたが、まもなく発売したスリーピングバッグ(寝袋)により高い信頼を獲得するようになります。アウトドア用ウェアは機能性だけが重視されたものが多く、お洒落は二の次といった風潮が多い中、このブランドだけは厳しい環境においてもファッション性まで取り入れられるアイテムを次々に生み出しました。

半袖のみではありますが、ラガーシャツを展開しています。デザインは定番のワイドボーダー柄で、胸にはノースフェイスのロゴが刺繍されています。素材はポリエステルを使用しており、速乾性を持ち合わせた機能的なシャツです。

  • 7,000~8,000円

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