「HERZ」というブランドのブリーフケースを購入しましたので紹介します。
購入まで
経緯
茶色の革靴を履く日も、鞄は黒のものを継続して使っていたので、全身を見たときに靴と鞄で革の色が違うことに違和感がありました。荷物の入れ替えが多少面倒くさいですが、鞄は黒と茶の2つ体制で回していこうと思い、購入を検討し始めました。茶色なのでデザインは比較的カジュアルなもの、予算は5万円程度で見つかれば良いと考えておりました。革が厚かったり、ステッチが太かったりと武骨な雰囲気があり、デザインも豊富、何よりも予算内に収まりそうなブランドが他になさそうだったので、検討の末HERZを選びました。
HERZ本店
東京都渋谷区神宮前にHERZの本店があり、ほぼ全てのモデルがおいてあります。製品が置いてある売り場の奥に職人さんが実際に製品を作っている工房が併設されています。革の匂いが充満していて、好きな方にはたまらない空間かと思います。その場で製品を注文することもできますし、オンラインショップもあるので、家から注文することもできます。私は目をつけていたモデル・色が置いてなかったこともあり、散々迷った挙句、オンラインショップで購入しました。
モデル・サイズ
HERZが展開するビジネスバッグは2021年現在で80種類以上のモデルが存在します。至って普通なデザインのバッグもありますが、このブランドの良さが生きるのはやはりベルト付きのデザインではないかと思いました。ベルト付きにも数種類ありますが、フロントに2本のみ配置されたシンプルなものを選びました。A4とB4に対応した2つのサイズがありますが、A4はやはり小さすぎる（ハンドバッグ感がある）ので、一般的なブリーフケースと同じB4規格にしました。
詳細データ
| ブランド | HERZ |
| 型式 | クラシックな2本ベルトデザイン「2wayブリーフケース」 |
| 素材 | ラティーゴ（ハードレザー） |
| 色 | チョコ |
| サイズ | M |
| 寸法 | 横幅41㎝×高さ29㎝×マチ7.5㎝ |
| 重量 | 2,100g |
| 生産国 | 日本 |
| 価格 | 42,000円（税抜） |
画像
購入したのは2021年1月です。新品の状態でなくて申し訳ないのですが、購入後にマスタングペーストを塗り、5回位使用した状態です。取手の部分などがほんの少し色が濃くなっていると思います。金具は全て真鍮製なので、色がくすんでアンティーク感が強くなるというエイジングも楽しめます。
取手部分です。既に色が濃くなり始めています。暖かくなって手汗が多くなるときは、何か布を巻くなどして本体部分とエイジングの進行を合わせる必要があるかもしれません。
フロント部分のベルト留め具周辺です。ベルトを止める時に、爪で周りのレザーを引っ掻いてしまって、多少傷が付いています。気を付けなければいけませんね。
フタを開けた状態です。分かった上で買いましたが、正直この世のブリーフケースの中で1番使いにくいと思います。歩きながら荷物を取り出して、ベルトを閉めるということが非常に困難です。メインポケットの他に薄いサブのポケットが付いています。
裏側です。良く取り出すものを手軽に取り出せるポケットが付いています。
底部分です。底鋲がついていて、鞄自体が硬いこともあり、床に置くときは安定します。
ショルダーストラップが付いてきます。私は手持ちで使いたかったので今は使っていませんが、ストラップを使えば多少は快適に使えるようになると思います。
おわりに
作り的には少なくとも5～10年は持つバッグですが、その使いにくさにこれから耐えていけるか少々不安ではあります。思ったより明るいブラウンなので、これからエイジングして色が沈み艶が出るのが楽しみです。出来るだけ傷をつけないように、大事に使っていきたいと思います。
