KASHIWAYA Writing Club

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アロハシャツの定番・おすすめブランド 14選

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夏のマストアイテムである、アロハシャツを紹介します。アロハシャツとはパイナップルやフラを踊る女性などのトロピカルなモチーフや、金魚・虎などの和柄を華やかでカラフルな色彩で染め上げたシャツのこと。素材はシルクやレーヨン・ポリエステル・綿またはそれらの混合など様々です。基本的に派手なアイテムなので、他を無地でまとめると簡単にコーディネートが完成します。そこまで高い物でもないので複数枚持っていても良いかもしれません。今回はハワイアンスピリッツを宿した本格派ブランドを紹介します。

IOLANI
(イオラニ

1953年に日系一世のケイジ・カワカミとその妻のエディス・カワカミによって設立されたアロハシャツメーカー。「IOLANI」とはハワイ語で「天国の鳥」という意味を持っています。設立当初は雨漏りのする小さな小屋で4台のミシンを使い堅実な縫製作業をしていました。その職人気質は代々受け継がれており、今なおハワイの人々に愛されています。和柄ラインを打ち出している派生ブランドの「居楽仁(イオラニ)」は、攻撃的にも取られがちな和柄スタイルとは一線を画し、和みを加えた日本の粋を表現しています。

  • 13,000~14,000円
  • ハワイ製

Reyn Spooner
(レインスプーナー)

1962年にサーフトランクスで有名なスプーナー社と、「太平洋のブルックス・ブラザーズ」といわれたレインズ社が合併して生まれたブランド。当時、開襟シャツが主流のアロハシャツでしたが、かぶって着るプルオーバータイプでボタンダウンの革命的なアロハシャツを発表し有名になりました。ここの生地は、「スプーナークロス」と言い、商標登録されています。裏地使い向けに開発され、綿とポリエステル混紡で、とても丈夫で長持ちし、シワになりにくいためお手入れが簡単な生地です。

  • 15,000~16,000円
  • 韓国製

KAHALA
(カハラ)

1936年にホノルルで生まれたブランド。1936年の創業は歴史的には最古参の部類に入ります。「カハラ」は当初レディースのブランド名でしたが、やがてメンズアイテムもその名前で展開されるようになります。そして1950年頃になると社名もカハラ・スポーツウェア社に変更、1960年には85台の機械を駆使し、年間の売り上げは100万ドル以上になるまで成長を遂げていました。どちらかというと高級志向が強く、ビジネスシーンで話題にされ、レインスプーナーと比較されることが多いブランドです。

  • 13,000~16,000円
  • ハワイ製

Kona Bay Hawaii
(コナベイハワイ)

ワイ島コナで2001年に設立した、アロハシャツブランド。1930~50年代の品質が高いアロハシャツを現代に蘇らせようという思いから始まったと言われています。基本的なコンセプトは当時のアロハの生産方法をそのまま再現し、こだわりの物作りをすること。日本製の生地を使い、抜染にして、船で日本よりハワイに運び、ハワイで縫製。またシャツにして日本に輸出。非常に手間がかかることをしているように見えますが、とにかく「昔ながら」というのがここの拘りの「MADE IN HAWAII」なのです。

  • 14,000~16,000円
  • ハワイ製

SUN SURF
(サンサーフ)

東洋エンタープライズ社がプロデュースするハワイアンシャツ・ブランド。アロハシャツの黄金時代とされる1930~50年代にかけて作られた「ヴィンテージ」と呼ばれる貴重なアロハシャツを生地からプリント・各部のディテールまで妥協なく再現し、現代に蘇らせています。例えば「色」、現代のプリント方法では当時の風合いがまるで出せず、味気ないものとなってしまいます。そこで、数千着にもおよぶヴィンテージアロハシャツを分析。その結果をもとに、当時のプリントを再現できる工場を探したのです。

  • 10,000~30,000円
  • 日本製

TWO PALMS
(トゥーパームス)

1982年にスタートした、ハワイアンウェアブランド。ホノルルのダウンタウンで生産される、正真正銘のメイドインハワイです。確かな品質を抑えながら、アロハシャツとしてはとてもリーズナブルな価格が魅力的です。メーカーポリシーが「結婚式用」というところへ絞り込んでいるからこそできる、バリエーションの多さもポイントの1つです。

  • 8,000~9,000円
  • ハワイ製

RJC
(アールジェーシー)

1953年に設立されたハワイのアロハシャツブランド。創設者のロバート氏は、地元・旅行客問わず、品質の高いアロハを広く楽しんでもらいたいという思いからこのブランドを設立しまいた。オアフ島の自社工場生産に強く拘り、高品質なアロハシャツを60年以上に渡り、リーズナブルな価格で供給しています。各所にあるABCストアや免税店などで扱われており、「お土産用の安物」と思われがちですが、ハワイの雰囲気を存分に感じさせるデザイン、柄合わせされたポケット、天然ココナッツボタン等、その価格では考えられないクオリティを誇っています。

  • 6,000~8,000円
  • ハワイ製

GO BAREFOOT
(ゴーベアフット)

1957年に創業したアロハシャツに特化した老舗ブランド。アロハシャツの輸入販売行業を営んでいたClarence Haraが、1960年代のアメリカでの需要拡大に伴い、ロサンゼルスで自ら製造をスタートしました。当時も現在も変わらず、アメリカ製にこだわりバラエティーに富んだハワイアンシャツを作りつづけています。日本では非常に入手しずらく、認知度も低いブランドですが、アメリカ本土特に西海岸ではかなりメジャーなブランドです。古着屋では多く見かけることができます。

  • 11,000~13,000円
  • アメリカ製(州不明)

AVANTI
アヴァンティ

1991年に創業したアロハシャツのブランド。1930〜50年代のアロハシャツ全盛期にインスピレーションを得た、ヴィンテージの柄を取り入れるスタイルで大人気となっています。ボディにシルク生地を使用していることが大きな特徴ですが、それよりもレプリカのセンスが光ります。そんなこだわりの1枚を求めるコレクターも多く、ワイキキの一等地に3店舗もの直営店を持っていることからも、幅広い世代に愛されていることが伺えます。

  • 12,000~14,000円
  • ハワイまたは中国製

TORI RICHARD
(トリリチャード)

1956年にホノルルで創業されたブランド。ブランド名は創業者である「モーティマー・フェルドマン」の2人の子供「ビクトリア」と「リチャード」から名付けられたと言われています。ハワイでは高級ブティックや大手百貨店に並んでいることが多く、他のブランドよりもドレッシーで、少しセレブな高級品的扱いをされています。生地のバリエーションもコットンや、シルク、レーヨン混紡など非常に多彩で、どれも細めの糸で丁寧に織り上げられた生地が使われています。

  • 12,000~16,000円
  • ハワイ製

KAMEHAMEHA
(カメハメハ)

1936年創業のカメハメハ・ガーメント社のブランド。アロハシャツメーカーの中で最も古い歴史を持っています。ベルタニア・ストリートで従業員15人の小規模工場からスタートし、当初は軍のサービスセンターの補助機関として陸・海軍のためのテーラーでした。やがてハワイに大規模な工場を建て、数多くの製品を製造するようになります。1930~1950年代の当時から作りつづけられている柄も多数あり、数多くのメーカーが同社のアロハシャツのコピーを作っています。

  • 15,000~16,000円
  • ハワイまたはタイ製

PARADISE FOUND
(パラダイスファウンド

1977年創業のアロハシャツブランド。ハワイでアロハシャツを探したら、必ず一度は見かけるのがこのメーカーのタグです。それほどハワイでは有名で広く浸透した存在。ですがハワイだけでなく、アメリカ本土・ヨーロッパ・日本でも売られています。そして各国独自の生産まであるというワールドワイドな存在でもあるのです。開襟の衿と竹ボタンが定番で、大きさは、細身のスタイルと、ダボッと大きめに作られているスタイルとがあります。

  • 9,000~12,000円
  • ハワイ製

WAIMEA CASUALS
(ワイメアカジュアルズ)

上記「PARADISE FOUND」を手掛けるメーカーの別ラインとして2014年に誕生したブランド。快適でリラックスしたアロハシャツを目指し、コットン100%を基本としたのコストパフォーマンスに優れた製品を展開しています。縫製やボタンなど、多少のコストダウンが図られていますが、長い歴史に裏付けされた技術は健在で、何よりもよりハワイアン色が強い柄とデザインが特徴です。

  • 8,000~10,000円
  • ハワイ製

Sig Zane
(シグゼーン)

1985年にハワイ島ヒロで誕生したブランド。落ち着いた色の生地にハワイの植物の柄を使ったデザインがメインでアロハシャツやハワイアンドレスはもちろん、タウンウェアーとしてTシャツやポロシャツ、トレーナーなども展開しています。オーナー曰く、「オアフ島には出店しない。あそこにはハワイアン・スピリッツがなくなったから。」「本当のハワイアンウェアが欲しい人がオアフ島から通ってくる店にしたい。」とかなりの拘りがあるようです。

  • 18,000~20,000円
  • ハワイ製